山田洋次監督が長崎を舞台に描いた母と息子の愛情の物語「母と暮せば」を観て来ました。
原爆投下によって死に別れた医学生の息子が亡霊として母親の前に現れ、励まし、そして語り合う、優しくも切ない感動の作品です。
母親役の吉永小百合を始め、息子役の二宮和也(嵐)や恋人役の黒木華らの演技に惹き込まれ、130分が一瞬に感じられました。
映画の最後はエンドロールとその背景に映し出される長崎県合唱連盟の皆さんによる合唱のシーン。音楽を担当する坂本龍一氏作曲の「鎮魂歌」を200名の合唱隊がCGを駆使した天上の世界で歌い上げます。
その中に、昨年まで合唱団やまびこ(武雄市)に在籍されていたAさんのお姿を見つけ、大変驚き、また誇らしい気持ちにもなりました。
是非、ハンカチを片手に多くの方にご覧いただきたい映画です。(管理人)
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