1982年に唐津市の市制50周年を記念して制作されながらも、全7曲の一部しか演奏されたことがなかった「合唱組曲『唐津』」。
本日、初の全曲演奏が唐津市民会館で行われました。
『唐津』は團伊玖磨氏の作曲、栗原一登氏の作詞による、唐津の歴史や自然、文化を織り込んだ壮大な作品。約150人の市民合唱団が九州交響楽団の演奏にのせて伸びやかに歌い上げました。その歌声は故郷を歌う喜びと誇りに満ち、まさに圧巻の一言でした。
伊万里にも團伊玖磨氏の作曲による『交響詩 伊万里』があります。今日の『唐津』の演奏を聴き、私たちの『交響詩 伊万里』もまた、これからも大切に歌い継いでいきたい作品だとあらためて感じました。
一年以上の長い練習期間を経て、素晴らしい作品を披露された唐津のみなさん、本当にお疲れさまでした。(指揮者N)
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