最近ではすっかり秋の風物詩として定着しつつあるハロウィン。毎年10月31日に行われるアメリカの民間行事ですが、日本でもオレンジ色のカボチャが目立ち、仮装して街にくり出す人々に注目が集まる一大イベントに成長しました。本来のハロウィンは、秋の収穫を祝い悪霊を祓う風習だったそうですね。
さて、日本にも秋の収穫を祝う日があります。それは11月23日。現在、祝日の『勤労感謝の日』に定められているこの日は、太古の昔から『新嘗祭』(にいなめさい)と呼ばれる、収穫を祝い感謝する日です。
古い時代には、日本の別名のひとつに『瑞穂』(みずみずしい稲)がありますから、農業とりわけ稲作に繋がりの深いこの日が『勤労感謝の日』というのも納得できる気がします。農家の皆さん、今年も美味しい新米をありがとうございます。天高く、馬だけでなく指揮者も「肥ゆる秋」です。(指揮者N)
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