今日のタイトルを見てすぐに意味がわかった人は、かなりクラシック音楽に詳しい方だと思います。
「膀胱結石手術図」というのは、バロック時代のフランスの作曲家マレーが、自分が体験した手術の様子を音楽とナレーションで表現した、れっきとしたクラシックの作品なのです。
私は新聞のコラムでこの作品のことを知りました。どんな音楽なのかどうしても知りたくなり、探して聴いてみました。
おどろおどろしく始まり、ナレーションも手に汗握る雰囲気で、とにかく「痛い手術だったんだなあ」ということはよく分かる作品でした。
そう言えばモーツァルトの作品には、この場ではご披露できないような、とてつもなく品のない歌詞の声楽曲があります。堅苦しいイメージを持たれがちなクラシック音楽の世界ですが、ちょっと変わったところを入り口にして、気楽に楽しんでみるのもいいかもしれませんね。(指揮者N)
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