先日、お気に入りの傘をなくしてしまいました。どこに置き忘れたものか…。どこにでもあるような赤い傘ですが、使っているとやはり愛着が湧くものです。数日経った今でも「ここに忘れてないかな?」と、よく行く場所の傘立てをチラッと見てしまいます。
さて、傘は置き忘れましたが、傘にちなんだ忘れられない歌があります。それは、『雨に唄えば』。1952年公開(日本公開は1953年)の、同名のミュージカル映画の中で歌われる名曲です。
主演のジーン・ケリーが、傘を片手に雨の中で躍りながら楽しげに歌うシーンを、子どもの頃にテレビで見て以来、今でも歌と共に思い出します。私の好きな歌のひとつです。
ところで、ある有名百貨店では、外で雨が降り出すと店内のBGMに『雨に唄えば』が流れる、という話を聞いたことがあります。店内にいる従業員は、天候の変化に気が付かないので、雨が降っていることをこの歌で知らせるのだそうです。もしお買い物中に『雨に唄えば』が聴こえてきたら、傘の準備をしたほうがいいかもしれませんよ。(指揮者N)
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