7月29日、福島県の相馬地方の伝統行事「相馬野馬追(そうまのまおい)」が7年ぶりに開幕した、というニュースが目に留まりました。31日までの3日間、甲冑に身を包んだ騎馬武者の行列や、伝統の神事などが行われるそうです。この祭りが開かれるのは福島県の南相馬市小高地区。そう、合唱曲『群青』が生まれた小高中学校の町なのです。
原発事故により避難を余儀なくされた小高地区の皆さんにとって、7年ぶりに伝統の野馬追が行われるのはどれだけの喜びだろうか、と短い記事を読みながら胸が熱くなりました。
『群青』の最後の歌詞は、「また会おう、群青の町で…」。祭りの歓声の中に、友との再会を喜ぶ声もきっと聞こえていることだと思います。(指揮者N)
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