江戸時代の伊万里川河口の伊万里津には多くの陶器商家が軒を並べていました。
伊万里川河畔の相生橋から延命橋までの歩道沿いの欄干には「古伊万里文化の香り漂うまちづくり」の一環として、村岡一先生によって描かれた93枚の白磁絵陶板が1枚づつ取り付けられています。
陶板を眺めながら散策すると、活気溢れる往事の賑わいがまぶたに浮かびます。
ちなみに「相生橋」はともに生きる橋と書き、夫婦や恋人同士で渡ると一層仲睦まじい関係になり、その約200m上流にある、延(のびる)命(いのち)と書く「延命橋」を渡ると健康長寿になり、さらに約200m上流にある「幸橋(さいわいばし)」を渡ると幸せになれると言われています。