明けましておめでとうございます。
「楽しく歌い、楽しく合唱団活動をする。」
これがアマチュア合唱団の原点です。
加えて、私たちは「美しいハーモニーと団員の心のハーモニーづくり」を目標に掲げ、昨年も定期演奏会や市民音楽祭など様々なイベントに取り組みました。
2016年は申年(さるどし)です。
当団には申年の年男と年女が5人もいます。
年神様のご加護のもと、たくさんの福を呼び込み、当団がさらに充実し、飛躍を遂げる一年となることを期待しています。
今年も一年どうぞよろしくお願い申し上げます。(団長)
今年は申年。サルと言えば昔、伊万里の城山公園にはサルが飼育されていました。
城山公園は伊万里川そばの高台にあります。坂道を上りきったところにオリがあり、サルたちが甲高い声をあげていました。もう40年くらい前のことです。
「ああ、そうだった」と懐かしく思い出される方もいるかもしれませんね。
現在はサルはいませんが、春には桜が美しく咲きます。
公園のお隣の円通寺は、明治時代に伊万里県の仮庁舎が置かれた由緒あるお寺で、郷土の詩人・片岡繁男氏の詩による混声合唱組曲「禅寺にて」の舞台にもなっています。
伊万里県について詳しくは、このHPの「伊万里市の紹介・歴史」をご覧ください。(指揮者N)
昨年の12月15日以来、実に24日ぶりの練習日。新年会シーズンまっただ中の金曜日にもかかわらず、多くの団員に参加をしていただきました。
アルトのMさんは、新年早々、職場の皆さんと大阪で吉本新喜劇を観覧されたそうで、お土産にたこ焼き風味のお菓子を頂戴しました。
同じく、アルトのTさんからは、新年にふさわしく、大きな鍋に入った「ぜんざい」を持参していただきました。
大変上品な味わいで、管理人は何杯もお代わりをしていまいました。
そんな私たちですが、食べてばかりいたわけではありません。
一応、歌の練習もしました。
しかし、間が空きすぎたせいか、私を含めて「歌を忘れたカナリア」が何羽もいたようです(笑)。
今日は「準備運動」。来週から徐々にエンジンがかかっていくはずです。
今年も合唱を楽しみましょう! (管理人)
伊万里市内の消防団員が一同に集結し、日頃の訓練の成果を披露する新春恒例の出初式が二里小学校のグラウンドで実施されました。
張り詰めた空気の中、普段は様々な職業に従事されている団員の皆さんによる一糸乱れぬ行進は壮観で、見ているこちらも身が引き締まる思いがしました。
そして、式を引き立てたのが管楽器と打楽器による「ラッパ隊」です。
20名程の隊員のうち3名は管理人の同僚で仕事の合間を縫って夜間練習に参加されていました。
市民の生命や財産を守るために日々活動をされている消防団の活動に陰ながら協力をしていきたいと改めて感じた一日でした。(管理人)
写真(上)始め式 (中)ポンプ車50台による一斉放水
(下)ラッパ隊の皆さん(女性隊員は県内初!)
新春の伊万里里湾岸を一周する「伊万里ハーフマラソン2016」が1月11日に開催され、全国各地からお越しいただいた約2,700名のランナーが健脚を競いました。
伊万里合唱団特派員の報告によると、スタート直後の様子は息を飲むほど素晴らしい光景だったようです。(特派員から写真提供)。
管理人は伊万里湾大橋手前の長い登り坂の頂上付近にある第2給水所(10km付近)の責任者として13名の高校生ボランティアや中学高校の先生方とともにスポーツドリンクと水をお配りしました。
陸上競技が苦手な自分ではありますが、目標に向かって懸命に走るランナーの姿を見て、いつかチャレンジしてみたいと思っています。
参加されたランナーの皆さん、ボランティアの皆さん大変お疲れさまでした。(管理人)
年が明け、3月末で定年退職を迎えられる方にとっては、いよいよカウントダウンが始まりました。
私の職場では概ね2月から3月にかけて退職者の送別会が行われますが、昨夜、今シーズンの幕開けとなる送別会を開催しました。
15年ほど前に、机を並べて仕事をした8人のメンバーが集まり、昔話に花を咲かせながら、先輩との別れを惜しみました。これからも健康で、第2の人生が輝かしいものになるようお祈りします。
ところで、スマホ全盛のこのご時世に、参加した8人中いわゆる「ガラケー」ユーザーが私を含めて4人もいることが判明しました。
根強いユーザーもまだ健在のようです。(管理人)
今日は、唐津で活動されている「からつジュニアオーケストラ」の指揮者オーディションが、相知交流文化センターで行われました。
全国から6名の方たちが参加されており、課題曲はベートーヴェンの交響曲第5番『運命』。
普段の演奏会とは異なる緊張感につつまれた会場で、6名はそれぞれに個性の光る指揮を披露されました。
合格者は2名発表され、うち1名が8月21日(日)の定期演奏会で、ベートーヴェンの交響曲第7番を指揮する予定だそうです。(詳細はからつジュニアオーケストラのHP等でご確認ください。) (指揮者N)
暦の上で「一年中でもっとも寒い日」とされる大寒の今日は言葉に違わず寒い一日でした。
私(指揮者N)は島根県で学生時代を送りましたが、山陰の冬は底冷えのする寒さで、雪もよく降りました。
大雪が降った日、1年生の私は見たこともない積雪にはしゃいでいましたが、先輩たちから「一週間で飽きるよ」と笑われました。
やがて、寒さと生活の不便さに、一週間どころか三日で飽きました(笑)
雪がちらつく日は島根の冬を思い出します。この週末は大寒波が到来との予報です。みなさま、風邪にお気をつけください。(指揮者N)
佐賀市内にある某ショッピングセンターの食品売り場で何やら見慣れない物体が目に留まりました。
近づいて見てみるとそれは白いイチゴ!。イチゴは「赤」以外ありえないと信じていたのでショックを受けました。
珍しいので買ってみようかと考えましたが、8個入りで1,780円という値段にあえなく断念。
パッケージに「雪うさぎ」とプリントされていたのでネットで調べてみると、「唐津白イチゴ協会」のわずか6軒の農家で栽培されている品種だそうです。
5年の歳月をかけ独自に品種改良を行い、ようやく満足のいく最高の白いイチゴの栽培方法を確立。「雪うさぎ」は収穫時期が早く、平均果重は35gで桃のような香りのする、酸味控えめな甘いイチゴだとか。数に限りがあり、現在は販売を一時停止されているそうです。
まさに幻のイチゴですね。(管理人)
本日1月27日はクラシック音楽の愛好家にはよく知られた、モーツァルトの誕生日です。
今からちょうど260年前、1756年にザルツブルグで生まれたモーツァルトは、交響曲やピアノ曲などの膨大な作品を35年の短い生涯に作曲しましたが、「レクイエム」、オペラ「魔笛」、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」など、合唱とも関わりの深い作品を多数残した作曲家でもあります。
しかし、モーツァルトと聞いて私の頭にまず浮かんだのは、広島県にあるモーツァルトを店名にした洋菓子店「バッケンモーツァルト」。まだまだ修行の足りない指揮者です(笑) (指揮者N)
今日は、からつジュニアオーケストラの練習にお邪魔してきました。団長で指揮者のS先生とは、2011年の『第九』以来のお付き合いです。
真剣かつ笑いを交えた楽しい練習の最後に、モーツァルトの作品を2曲演奏され、私も「アヴェ・ヴェルム・コルプス」に歌で参加させていただきました。
厳かな前奏が始まると少々緊張したものの、オーケストラの伴奏で歌うという貴重な体験に感動を覚えました。
練習後には「モーツァルトのお誕生会」が特注のケーキを囲んで開かれました。
S先生、からつジュニアオーケストラの皆さん、今日はありがとうございました。(指揮者N)
1月24日からの記録的な大寒波による水道管破裂のため、伊万里市内では6千世帯が断水となりました。
この未曾有の事態に対処するため、佐賀県は自衛隊に災害派遣を要請。隊員による精力的な支援を受け、対象地区の公民館や大規模病院において、給水活動が行われてきました。
その間、並行して昼夜にわたり続けられてきた漏水箇所の捜索が実を結び、ようやく本日午後2時をもって残された最後の地区の断水が解除になったところです。
隊員の皆さんが無事に任務を終え、久留米駐屯地に帰還されるのを前に「自衛隊派遣終了式」が市役所ロビーで行われました。市長からは感謝の言葉が述べられ、集まった職員や市民の方から大きな拍手が送られていました。
管理人の家も断水地区にあり、普段何気なく使っている水道のありがたさが身にしみた4日間でした。(管理人)
一週間前の大雪とは一転、今日は暖かな冬の一日でした。こんな日は、冒頭の句を思い出します。作者は江戸時代の俳人です。一輪の梅に微かな春の暖かさを感じる、ということでしょうか。
ところで、歌詞に梅が出てくる歌があったかなと考えると、実は意外と見つかりません。手元にある「唱歌」(野ばら社刊)をめくってみると、『夜の梅』という曲がありました。作曲者は『故郷』の岡野貞一。大正6年の作品で、梅の薫りが漂う様子を歌っています。
さて、団員のKさんのお宅の庭ではレモンが色づき始めたそうです。
明日から2月。そろそろ小さい春も訪れそうですね。(指揮者N)
寒波の影響でのびのびになっていた総会がようやく開かれました。
ほぼ全団員の出席のもと、行事報告や決算承認に続き2016年の役員選出を行いました。
皆さんお忙しいのにどの役職も快く引き受けていただき、深く感謝しています。
おかげで気持ちよく新体制をスタートすることができます。
そして、総会終了後は同じく久しぶりの練習。
今の時期は曲を覚えるのが大変ですが、5カ月後の定演に向け団結して前へ進んでいきましょう。(管理人)
昨日は節分、今日は立春と暦の上では季節が変わりましたが、今朝は『早春賦』(吉丸一昌 作詞・中田 章
作曲)の歌のごとく、霜が降り冷え込んだ、春とは名ばかりの朝でした。
さて、県立九州陶磁文化館(有田町)には一足早い春が訪れています。古伊万里の並ぶ展示室の一角を飾る、大小さまざまな雛人形たち。こちらでは2月2日から「ひなまつり」が始まりました。3月13日までの期間中は茶会なども予定されているそうです。
今週末あたりから徐々に、各地でひな祭りのイベントが始まります。かすかに春の気配がしてきました。(指揮者N)
熊本県天草市を旅してきました。
天草は大小120の島々から構成され、九州本土とは天草五橋と呼ばれる橋で結ばれています。
天草町大江地区。この地は、かつて天草・島原の乱で全滅したと思われていたキリスト教徒が160年余りを経て多数発見された「かくれキリシタン」の里です。
小高い丘の上には、ロマネスク様式の「大江天主堂」があります。昭和8年に建てられた荘厳で美しい白亜の教会を前にすると、思わず心が奪われます。(管理人)
2月7日(日)武雄市文化会館でのコンサートを聴きに行きました。
ステージは第1部・東京混声合唱団、第2部 OMURA室内合奏団
第3部「空海大地と木のうた演奏会」でしたが、どのステージも素晴らしい演奏で胸がジーンと熱くなりました。
特に「空海大地と木の歌…」は「くすの木合唱団・東京混声合唱団」が「OMURA室内」の伴奏・新実徳英先生の指揮で歌われたのですが、「詠いあげる!」という形容に値する昂揚感に満ちた演奏で、聴衆を魅了しました。演奏後ステージ上で涙している人も見られ、聴衆も惜しみない拍手を贈りました。
帰路、余韻を噛みしめながら「参加して歌えばよかった」と思いつつ車を走らせました。伊万里合唱団から3人が出演(アルト2、ベース1)、4人が聴きに行きました。 感動をありがとう!(アルト徳久)
2月6日(土)、伊万里市民図書館ホールで開催された「北風紘子ソプラノコンサート」に出掛けました。
会場は音楽好きの伊万里市民で満員札止め状態。
日本・イタリア・フランス歌曲など15曲を披露してくれました。
期待通り素晴らしいものでした。
中でも圧巻は「オランピアのアリア」!
ウグイスが味醂を舐めた様な歌声とはこの事を云うのでしょう。
聞き惚れました。
歌声にも舞台衣装にも春風を感じました。
次回が楽しみです。(バース福塚)
※執筆者名は本人の希望で、あえて「バース」になっています。
私の職場ではメダカを飼っています。水草の間をすり抜けながら泳いだり、エサをねだるように集まってくる様子には心が和みます。
童謡「めだかの学校」(茶木 滋 作詞・中田喜直 作曲)は昭和26年に作られました。歌詞の舞台は神奈川県小田原市にある荻窪用水で、同地にはこの歌の記念碑もあるそうです。
歌が生まれてから65年、メダカもホームセンターで買える時代になりました。
小川をそっとのぞくと、スイスイと泳ぐメダカたち。歌の中に生き続ける、美しい日本の記憶です。(指揮者N)
季節の言葉を調べていたら、こんな言葉が目に留まりました。
「猫の恋」とは2月の季語。冬の終わりが近づいた早春、猫たちには恋する季節が訪れます。
バレンタインデーで世の中が浮き立っている頃、傍らでは猫もそわそわしているんですね。
芭蕉もこの言葉を使って一句詠んでいます。
「猫の恋やむとき閨の朧月」
2月22日は「にゃん、にゃん、にゃん」の語呂合わせで「猫の日」という記念日だとか。2月は何かと猫にゆかりのある月のようです。(指揮者N)
2年前の第28回定期演奏会で取り上げて以来、念願だった合唱組曲「蔵王」の舞台、蔵王連峰を訪ねてきました。
宮城県側のゲレンデハウスから雪上車に乗り、約1時間をかけて刈田岳9合目付近の「樹氷原」に到着。
頭の中では組曲「蔵王」の「樹氷林」や「吹雪」「雪むすめ」がエンドレスで流れ、目の前に果てしなく広がる雪と氷の神秘の世界は、時が経つのを忘れるほど。
同行された案内ガイドによると、山頂付近は気象条件が厳しく、遠くまで見渡せるような穏やかな日はひと冬の間にほんの数日しかないということで、本当に幸運でした。
冬季以外に、もしチャンスがあれば、春や夏の蔵王、組曲にも取り上げられている「どっこ沼」をぜひ見てみたいものです。(管理人) *「東北見聞録」(中尊寺、銀山温泉など)の本編は こちら!
先日、『酩酊 怪獣酒場』(青山U平・作)というコミックを知りました。あの「ウルトラマン」に登場した怪獣たちが店員として働く居酒屋(!)に、これまたサラリーマンやご隠居様の怪獣たちが飲みに訪れる、というお話です。
会社の愚痴をこぼしながらお酒を飲む怪獣の姿には、ウルトラマンを見て育った世代はきっと共感を覚えるのではないかと思います(笑)
さて、伊万里合唱団の男声合唱のレパートリーに、最近加わったのが「ウルトラセブンの歌」です。
男声ならではのカッコいいハーモニーで、6月の定期演奏会のプログラムにも予定しています。どうぞ聴きに来てください。(指揮者N)
「どれみふぁそーらふぁみ・れ・ど」とテレビから聴こえてくると、つい一緒に口ずさんでしまいます。某音楽教室のCMで子どもたちが歌っているメロディーです。私も昔、この音楽教室に通って同じように歌っていました。
先生が弾くピアノに合わせて歌っていたメロディーや、小さな手で懸命に弾いた曲は、不思議と数十年経った今も頭に残っていて、自然と口や指が動いてしまいます。「雀百まで踊り忘れず」とはこういうことなんでしょうね。
あのメロディーが今日もテレビから聴こえてきます。
音楽って楽しいんだよ、と私に語りかけているようです。(指揮者N)
先日、姓名判断に詳しいという方が、私(女性)の名前を見て「男に生まれていたらもっと運勢が良かった。もったいないなあ」と言いました。残念な話です(笑)
世の中には多種多様な占いがあります。誕生日で自分の星座が決まる、西洋占星術もその一つですね。テレビからも毎朝、「今日ラッキーな星座は…」と聞こえてきて、なんとなく気になります。
文部省唱歌に「冬の星座」(堀内敬三 作詞・ヘイス 作曲)という曲があります。占いにはまったく関係ありませんが、「オリオン」「すばる」「北斗」など星の名前が歌詞に登場します。たまには冬の美しい夜空を見上げて、星座を探してみるのもいいですね。(指揮者N)
2月21日に「第13回キッズミュージカルTOSU公演『続 あきらと小狐姫』」が鳥栖市民会館で開催されました。
文字どおり「こども」によるミュージカルで小学2年生から中学生まで40数名の団員が登場する舞台です。
鳥栖市に住んでいる友人の娘さんが出演されると聞き、駆けつけました。
脚本や作曲、編曲は全てスタッフによるオリジナルということでしたが、極めて優れた作品であり、それに加えて出演者の演技や歌、ダンスも完璧でした。
もはや立派な芸術作品の域に達していて、文化でもあります。
公演までの1年間、大変な練習の積み重ねがあったことは想像に難くありません。
保護者の方々もお疲れ様でした。
また来年も鑑賞に行きます!(管理人)
2月28日(日)恒例の「めばえの日・ぜんざい会」が催され、たくさんの市民の方がぜんざいと「いすの木合唱団」の歌声を楽しまれました。
これは今の図書館の起工式の日に因むものです。
平成6年2月26日(22年前)、起工式の後、市民200人余りがヘルメットをかぶり敷地割りの済んだ『新しく建つ図書館』の建設予定地を、期待に胸を膨らませて歩きました。
『新しい図書館』が芽生えたのです。その日、「図書館づくりをすすめる会」により、ぜんざいがふるまわれました。
平成7年に図書館が開館してからは毎年2月に、この日を記念して“図書館フレンズいまり”により「めばえの日・ぜんざい会」が催されています。(300食用意します)
「ぜんざいは勿論、いすの木合唱団の歌も楽しみで来ています。」と言って下さる方もあるので、嬉しくなります。
今年歌った曲は、『梅に鶯、うぐいす、菅公、とおりゃんせ、うれしいひなまつり、春よ来い、なごり雪、早春賦』です。
伊万里合唱団員で、いすの木合唱団でも歌っているのは3人です。ぜんざい会に来て下さった池田(B)山田(T)田水(A)の皆さんありがとうございました。(アルト徳久) 伊万里市民図書館の紹介はこちら
交差点で車を停めると、目の前に伊万里玉屋が見えました。
玉屋閉店のニュースはこのブログでも取り上げましたが、営業終了から早一ヶ月。半世紀の灯が消え静まり返ったデパートを眺めていたら、昔のことが思い出されました。
いつも賑やかなおもちゃ売り場、子供服売り場の可愛いお洋服、レストランのお子さまランチ、屋上の小さな遊園地、どれをとっても子どもの心がワクワクするものばかりでした。
伊万里川を背に今日も静かにたたずむ建物を見ながら、在りし日の賑わいに想いを巡らせた数分間でした。
(指揮者N)
大分県日田市に「天領日田洋酒博物館」があります。
ここには、館長の高嶋さんが長年にわたり収集された膨大な洋酒関連のコレクションが展示されていています。
その中で目を引いたのが、大正時代、スコットランドに単身留学し、門外不出のスコッチウイスキーの製法を学んだ日本人、ニッカウイスキーの創業者・竹鶴政孝にゆかりのある品々を展示したコーナーです。
2014年には政孝と妻のリタをモデルにしたNHK連続テレビ小説「マッサン」が放送され、ご覧になった方も多かったのではないでしょうか。
ドラマの中で、主人公エリーが口ずさんでいたスコットランド民謡 The Water Is Wide(広い河の岸辺)は素朴でありながら心に響くメロディで、当時のヒットチャートにも顔を出すほど注目を集めました。
伊万里合唱団の2人の歌姫が伊万里少年少女合唱団の演奏会(2015年)でこの曲〔女声2部合唱版〕を歌うのを聴いて以来、私のお気に入りの1曲になっています。(管理人)
「梅は咲いたか、桜はまだかいな」とは有名な江戸端唄の一節ですが、梅から桃と季節が移り、桜の開花の待たれる季節となりました。佐賀県の桜の開花予想は3月27日頃、満開の予想は4月6日頃だそうです。
伊万里にも、満開の桜のトンネルが有名な山代町の「浦ノ崎駅」をはじめとして、桜の名所がいくつかあります。
焼き物で知られる「大川内山」もそのひとつ。4月1日~5日には「春の窯元市」も開かれていますから、桜を愛でつつ窯元をめぐるのもいいですね。
さて、桜といえばまず桜餅を連想する私。今年は手作りの桜餅でお花見をしたいと思っています。(指揮者N)
未曾有の被害をもたらした東日本大震災。あの日から5年が経ちました。
5年前というと私はまだ伊万里合唱団にも入っていない時期ですが、押し寄せる津波の映像は脳裏に刻まれています。
今日は、私の職場でも午後2時46分に黙祷をささげました。犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、いつまでも記憶に留め、語り継いでいきたいと思っています。
今年の6月に開催する第30回伊万里合唱団定期演奏会のテーマは「絆」。
大震災の後、被災者を勇気づける曲として繰り返しオンエアされた「アンパンマンのマーチ」や離ればなれになった仲間を思い福島県の中学生が書いた詩に音楽の先生が作曲をされた「群青」などを歌います。(管理人)
職場へ向かう道の途中に、私の心を和ませてくれるものがあります。それは「ハートの形をしたコケ(苔)」です。
写真では大きく見えますが、小さくてかわいいハート型です。1年くらい前に見つけて以来、秘かに日々成長を見守っております。慌ただしい通勤の途中、このハートが目に入るとなんとなく気持ちがホッとします。私の小さな幸せです。
詳しい場所は控えさせていただきますが、JR伊万里駅の周辺です。興味のある方は探してみてください。ただし、苔の成長は私のささやかな楽しみですので、見つけても家に持ち帰ったりしないでくださいね。(指揮者N)
佐賀市にある徴古館(ちょうこかん)に「鍋島家の雛祭り」を見に行ってきました。
徴古館には、旧佐賀藩主・鍋島家に伝わる歴史資料や美術工芸品が展示されています。
例年「佐賀城下ひなまつり」の期間中には鍋島家に伝わる雛人形などが公開されます。雛壇に並ぶ何組もの立派な雛人形や銀製の雛道具は、かつての大名家の豪華絢爛な雛祭りを彷彿とさせます。
今日も女性のお客さまが多く、皆さんうっとりとおひな様を眺めておられました 。「鍋島家の雛祭り」は3月31日(木)まで開催されています。(指揮者N)
今日は西田病院での訪問演奏の日でした。
出演者は伊万里少年少女合唱団の5名の子ども達を含めて20名あまり。
午後2時からの本番では、患者さんやスタッフの方々を前に、春にちなんだ曲や昨年の定期演奏会・市民音楽祭で歌った曲など合計9曲を歌いました。
中でも「うぐいす」や「ふるさと」は会場全体での合唱となり、喜んでいただけたようでした。
皆様が病気やケガから1日でも早く回復されることを願っています。(管理人)
今年の定期演奏会では、詩人の星野富弘さんの詩による合唱組曲『母の手』を歌います。星野さんは事故で手足の自由を失った後、口に絵筆をくわえて絵や詩を描き、現在も創作活動を続けておられます。
組曲の1曲目は「たんぽぽ」です。たんぽぽの綿毛が、一粒の種を運んで空を飛んで行く様子を描いた詩です。一粒の種、つまり命の尊さや、自由に飛べることへの憧れが込められています。優しくあたたかい言葉の中に、少しだけ悲しさが見え隠れする曲です。
「たんぽぽ」の絵と詩は、星野さんの詩画集『鈴の鳴る道』に掲載されています。(指揮者N)
今日の夕方、浦ノ崎駅にNHKの中継車が停まっていました。
気になった私は、撮影の邪魔にならないよう、国道を挟んだコンビニの駐車場に車を停め、車載テレビのチャンネルをNHK総合に合わせました。
佐賀版のニュースのあと浦ノ崎駅のホームに中継がつながり、リポーターからは、満開になると桜のトンネルの中を通過する列車を観ることができることや、約80本の桜を地元の皆さんが大切に育ててきたこと、3月27日(日)には「桜の駅まつり」が開催されることなどが紹介されました。
誤算だったのが「こちらをご覧ください。」とアップで写された若い桜の木の背景に、コンビニの片隅に横付けした私の車がナンバーまでわかるくらい大きく写り込んだこと。予想外の展開に大変焦りました。(管理人)
関連 伊万里市の紹介▶おすすめスポット▶(2件目)「浦ノ崎駅と桜のトンネル」
3月26日(土)、伊万里市民図書館で開催された表題の演奏会に友情出演して来ました。伊万里合唱団の演奏会には欠かさず応援してくれる子供達に感謝の気持ちと激励の意を込めて・・・・
一緒に演奏した「糸」「群青」は子供と大人の二つの合唱団の絆・友情・いたわり・励まし・思いやり・希望等々いろいろ重なるところがあって演奏中にウルッと・・・何度歌ってもその度に何かを感じさせてくれる良い楽曲です。演奏会は短期間での企画、練習との事でしたが子供たちの気持ちが伝わるコンパクトで温かなものに仕上がっていました。
実は演奏会の前日、昼間から十数名のシルバー仲間と波多津のカキ小屋でバーベキュー。飲んで食べたその後にカラオケで数時間・・・・朝、起きてみると騒いだ後にありがちな変な倍音が口から発せられるではありませんか!快復を願いながら少し反省しながら会場へ。遠慮しながら歌い終えると糸島から参加のテナーさんが「福塚さん結構二日酔いの声、出してましたよ」トホホ バレテイタカ。
因みに前述の「倍音」。聴いていて深みのある心地よい倍音を整数次倍音、小生が発していた倍音を非整数次倍音と云うのだそうです。バイオリン初心者のギィーギィーというやつです。森進一・八代亜紀のハスキーボイスもこの部類とか。(バース福塚)
3月27日(日)にMR浦ノ崎駅前の広場で「2016桜の駅祭り」が開かれました。
ホーム沿いの桜はこれから見ごろを迎える感じではありましたが、待ち望んでいた大勢のお客さんで賑わいました。
会場でひときわ目を引いたのが映画「となりのトトロ」でおなじみの「猫バス」。
ナンバーは「七国山10-106」、行き先は「めい」です。
特設ステージでは伊万里のご当地アイドル「いまりんぐ」と唐津を拠点とするコスプレ・エアー・パフォーマンス集団「VPRO海賊団」のショーが行われていました。
特に最後に歌った妖怪ウオッチの主題歌はちびっこ達にも大人気で、客席と一体となって盛り上がりを見せていました。
歌うコスプレ・エアー・パフォーマンス集団
ここのこの日は昨年の伊万里合唱団の定演に出演してくれた「いまりんモーモちゃん」の双子の弟「いまりんモーモくん」と伊万里ケーブルテレビのマスコットキャラクター「アイアイくん」、同じくMR(松浦鉄道)の「マックス君」が登場。記念撮影の求めに大忙しのようでした。
地元の皆さんが線路沿いの桜と同じく、育ててきた「桜の駅まつり」は、地域に愛され、根付いたイベントとなっています。(管理人)
混声合唱組曲「母の手」から、今日は2曲目の「いのち(日日草・おだまき)」をご紹介します。
「いのち」は2つの詩から作られています。前半は「日日草」という詩、後半は「いのち(おだまき)」です。
喜びや悲しみ、怒り、愛すること、命より大切なものに出会った喜び、と様々な詩人の感情が描かれ、音楽も言葉に合わせてときには激しく、やがて穏やかに流れていきます。
「日日草」「いのち(おだまき)」は詩画集『鈴の鳴る道』に掲載されています。(指揮者N)
今回は3曲目の「いわし」をご紹介します。
鰯が登場する詩では、金子みすゞさんの「大漁」が有名ですね。「大漁」で描かれるのは海中の大群の鰯ですが、星野富弘さんの「いわし」に出てくるのは2匹。それも、お昼ご飯のおかずに食べられようとしている鰯なんです。
食事を口に運んでもらう作者、皿の上の干した鰯、それを食べさせようとしている母親、みんな「大きく口が開いている」という微笑ましくユーモラスな昼食の光景を、タンゴのリズムに乗せて歌い上げる曲です。
「いわし」は詩画集『鈴の鳴る道』に掲載されています。(指揮者N)
花散るや 風におくれて 二三片 杉洞
4月3日(日)さくら満開の円造寺公園で伊万里合唱団の美男美女13名が花の宴を開きました。
季まさに春!大きな満開桜の木の下に円座を組み中央には豪華な料理の数々!!
心配していた天候も文字通り『花曇り』で申し分なし。
最高のロケーションに酔いしれるばかり・・・
そんな中、団長さんは風に吹かれて舞い落ちる花びら付きのおにぎりを「このまま食べた方がいいね」と頬張るなかなかの風流人!
小生といえば美酒に酔いしれて足元ふらふらただの酔っ払い!
ワイワイガヤガヤたっぷり飲んで食べて最後に「花」を大合唱。お花見見物の方々に勝手に披露してお開きとなりました。
見出しの句は満開桜のイメージではないですが、ほっこりとした気分にさせてくれます。城山公園でその句碑を見つけて好きになりました。梅、桜の季節に必ず浮かんでくる句です。
(バース福塚)
この合唱組曲のタイトルでもある、4曲目「母の手」は、「ばら・きく・なずな」の3つの詩で構成されています。
「ばら」「きく」では咲く花の色や姿に自分の母親を重ねて描き、「なずな」ではナズナ(ぺんぺん草)の揺れる様を見て、動かない自分の手が「たった一度だけ動くなら」と叶わぬ願いが胸に込み上げる、少し切ない曲です。
この曲は、指揮をしながらも時おり涙ぐみそうな気持ちになります。
「ばら・きく・なずな」の三篇は、詩画集『風の旅』に掲載されています。(指揮者N)
第55回(平成28年度)伊万里市文化連盟総会が4月8日にロイヤルチェスター伊万里で開かれました。
伊万里市文化連盟とは、市内各団体の連絡、親睦、融和を図るとともに連携し、郷土の文化振興に寄与することを目的として昭和37年に設立された歴史のある団体です。
参加者は邦楽、洋楽、舞踊、茶道、書道、華道などの各団体及び市長、議長、県議会議員を始めとする行政関係者など約70名。
当団の川原団長は連盟において24年間にわたり常任理事、副会長、会長を歴任されています。とりわけ会長としては3期6年間もの長い間職務を全うされ、発展に力を尽くされました。
また、同じく当団の橋口さんも、14年もの長い期間にわたり文化連盟の会計として務められました。
今回、両名とも退任されたことから二人揃って感謝状の授与がありました。
お二人にはこれまで、様々なご苦労もあったのではと思います。大変お疲れまでした。(管理人)
混声合唱組曲「母の手」の最後は、「木のように(老木)」という曲です。
詩画集『鈴の鳴る道』には「老木」というタイトルで掲載されています。年老いた大木の姿に、あの木のように無欲で、周りを包み込むように優しく歳を重ねていきたい、という作者の願いが込められた詩です。
曲調も明るく、ステージの最後にはきっと爽やかな印象が残ることだと思います。
6月の定期演奏会に向けて、現在この組曲の練習に励んでいます。5つの曲に込められた、命の尊さや前向きに生きることの素晴らしさを、ぜひ皆さまにも客席で感じていただきたいと、指揮者として心から願っています。(指揮者N)
朝の出勤の途中、いつものポイントに目を落とすと・・・ない!!
以前このブログで「小さな幸せ」というタイトルでご紹介した、ハート型のコケの姿が見えなくなっていたのです。
朝は慌ただしいし、見間違えたかもしれないと思い、帰りに見直しましたが、やはり小さな緑色のハートは消えていました。
私の「小さな幸せ」がどこかに行ってしまった・・・。
ちょっとだけショックを受けて家に帰ったら、かわいい花が私を出迎えてくれました。知人からプレゼントされたイチゴの苗に、小さなピンク色の花が咲いていました。
しばらくは、イチゴの成長に日々癒されたいと思います。(指揮者N)
熊本大地震の発生から4日が経過しました。伊万里でも発生時、また16日未明の本震の際は大きな揺れがあり、以降もたびたび余震による小刻みな揺れを感じています。
今日現在まで伊万里では災害などはありませんが、熊本・大分を中心に九州各地で多数の被害が発生しており、自然の猛威の恐ろしさを痛感しています。
身近な人の安否を心配をされている方もたくさんおられると思います。
私も、合唱団の元団員のFさん(旧姓Tさん)が現在熊本在住のため、安否が心配で連絡をとりました。お住まいは震源に近いところでしたが、本人・家族とも無事とのことで、ほっと胸を撫で下ろしました。ただ、やはり報道でも見る通りライフラインや買い物など生活に不自由をされている様子です。
交通網も寸断、九州各地に余震の心配もあり、まだ安心して過ごせる状況ではありませんが、Fさんにも、被害に遭われた全ての方にも、以前と変わらぬ平穏な毎日が一日も早く戻ってくるよう祈るばかりです。(指揮者N)
先日、何気なくテレビを観ていたら、ネスカフェのCMが始まりました。そこに登場したのは我が町在住の恩師の息子さん(吉武 広樹 氏)ではありませんか! 大変驚きました。
ネスカフェ・ゴールドブレンドと言えば「違いがわかる男」シリーズがあまりにも有名で、高倉 健、宮本 亜門、小田 和正、松本 幸四郎の各氏が特に印象に残っています。
吉武氏がパリでオーナー兼料理人を務めるレストラン「Sola」は開店からわずか1年半でミシュラン1つ星を獲得したことから現地でも注目を集めているレストランのようです。
彼のお母さんによると、来月、有田焼創業400年記念事業のために一時帰国をされるとのことでした。
機会があれば(多分ないけど)、いつかごちそうになりたいものです。
これからも更なる飛躍をお祈りします。(管理人)
↓テレビCM
佐賀市文化会館で開かれた、テノール歌手・新垣 勉氏のトークリサイタルに行って来ました。沖縄県出身の新垣氏は「盲目のテノール歌手」として知られています。出生後まもなく視力を失う、14歳で天涯孤独になる、などの様々な苦難を乗り越え、現在も声楽家として活躍されています。
リサイタルの前半は幼少期から声楽家になるまでの半生を歌とトークで綴り、後半はイタリア歌曲から美空ひばりの「愛燦々」までいろいろな曲を、明るく張りのあるテノールの歌声で披露されました。
心に響くプログラムの最後は、新垣氏の代表曲とも言える「さとうきび畑」。「ざわわ、ざわわ……」の歌い出しが聴こえると、歌詞に彼の半生が重なって胸が熱くなり、風に揺れる緑色のさとうきび畑が目の前に浮かぶような気がしました。(指揮者N)
佐賀県立美術館では「画業20周年 片岡鶴太郎展『還暦紅』」が開催されています。
鶴太郎さんはものまねが得意なタレントとして世に知られる存在でしたが、絵筆を握るや非凡な才能を開花させ、今や大芸術家として活躍をされています。
そのフィールドは水彩画や油絵だけでなく、墨彩画、書道、陶芸、着物染付と幅広く、会場内の作品を前に来場者からは感嘆の声が上がっていました。
伊万里市の大川内山には片岡鶴太郎工藝館があり、そこで焼き物の絵付けをされていると聞いたこともあります。
また、絵画とともに添えられていた文章にも心惹かれました。「トンボというのは前へ前へと進んで決して後ろを振り向かない。そんなトンボのように生きたい。」
会期は5月8日(日)までとなっています。大型連休の後半に足を運ばれてはいかがでしょうか。(管理人)
今年で113回となる有田陶器市。いつもは静かな有田の町も、4月29日から5月5日までの1週間は全国から訪れる陶磁器ファンの人波が絶えず、町全体が活気にあふれています。
今日は大型連休と重なる期間中で唯一の平日でしたが、やはりたくさんの人で賑わっていました。
約3㎞の距離にずらりと並ぶのは陶磁器のお店ばかりではなく、嬉野茶や小城ようかんなど佐賀の名産品の販売や、伊万里牛ハンバーガーも参加している「ご当地グルメ」の会場などあります。
人だかりを覗くと、なんと大道芸を披露している人もいて、一日飽きることがありません。
お店のかたの話では、連休前半は好天にも恵まれ人出も多かったそうです。
今年は有田焼創業400年の記念の年でイベントも盛りだくさん。連休後半、足を運んでみませんか?(指揮者N)
二里町の国道202号線を走行中、西の空に不思議な物体を発見しました。
見間違いでなければ「鯉のぼり」。でも、あり得ない高さです。
確認をするため近くまで行ってみるとその謎が解けました。
クレーン車のブーム(アーム)を目一杯伸ばし、その先端に取り付けられた6匹の鯉が悠々と大空を泳いでいるではありませんか!
車体の向うに写っている鯉のぼりがごく一般的な高さなので、いかに異次元の空間にあるのかがわかると思います。
全ての子どもたちが健やかに成長するようにという願いなのでしょう、そんな天空の鯉のぼりでした。(管理人)
二十四節気の「立夏」も過ぎ、暦の上での季節は早くも夏になりました。この季節の情景をよく表す歌があります。『夏は来ぬ』(佐佐木信綱 作詞・小山作之助 作曲)です。
1番には卯の花(ウツギ)、ホトトギス、2番には五月雨、早乙女、玉苗、と初夏の自然や田植えの風景が歌詞に折り込まれています。心地よい風が吹き抜けるような爽やかさを感じる歌です。
さて、この歌は2番までを歌うことが多いのですが、歌詞は5番まであります。3番以降には橘(たちばな)、蛍、楝(おうち)、水鶏(くいな)といった動植物が描かれています。
咲く花の香りが漂い、夜には蛍が舞う初夏の景色。
懐かしき日本が、この歌の中にも生きています。(指揮者N)
今日(5月10日)から愛鳥週間(バードウイーク)が始まりました。
今の時期、特に目に付くのがツバメです。
ツバメは古くから里山の自然の中で人間とともに共存してきた野鳥です。
近年、個体数が減少しているという話も耳にしますが、我が家の周辺には今年も多くのツバメがやって来てくれました。
長旅の疲れも見せず、ツバメ返しを始め、空中で自由自在に飛び回っています。
そう言えば、昨年の定演で活躍した科学忍者隊ガッチャマンの「燕(つばくろ)の甚平」も元気のよいツバメでした。
ここで生まれ、無事に成長したヒナは約1か月ほどで巣立っていきます。(管理人)
6月12日(日)の定期演奏会が、残すところあと1ヶ月に迫りました。
この時期になると、練習にも普段では感じられないような緊張感がただよっています。
音の間違いに今になって気付いたり、歌詞がなかなか覚えられなかったり、と苦戦しつつ団員達は練習に励んでおります。
さて、今年の定演で最初に歌う曲は「Greetings」。日本語に直すと「ごあいさつ」になります。
まずは客席の皆様へ合唱団から歌声でごあいさつをしたいと思い、この曲を選びました。
他にも懐かしいフォークソングやアニメ主題歌、混声合唱の響きを聴いていただく合唱組曲、とバラエティに富んだプログラムで皆様をお待ちしております。(指揮者N)
初夏を思わせる気候の中、仕事で鹿児島まで行ってきました。
熊本地震の影響で不通となっていた九州新幹線は、ゴールデンウイークを前に営業が再開されています。
しかし、まだ断続的に余震が続いているため、熊本駅の手前から新八代駅までは通常よりかなり速度を落とした運行となっていました。
車窓から熊本の街並みを眺めていると、いたるところに屋根をブルーシートで覆った建物があり、ショックを受けました。
また、一瞬見えた熊本のシンボル、熊本城の深刻な被害を思うと心が痛みます。
熊本が元気を取り戻し、住民の皆さんが安心して生活ができる日々が早く訪れることをお祈りします。(管理人)
今日は沖縄地方・奄美地方で梅雨入りが発表されました。
もうじき伊万里も梅雨入りし、雨の季節がやって来ます。
私が雨の日に必ず思い出すのは、童謡『あめふりくまのこ』(鶴見正夫・詞、湯山昭・曲)という歌です。
山に降った雨で小川ができて、熊の子どもが魚がいないかとその小川をじっと眺める可愛らしい様子が歌詞に描かれており、今でも大好きな歌のひとつです。
この歌は、2006年に「日本の歌百選」にも選ばれています。子どもたちの可愛い声で、これからも長く歌い継いでほしい歌です。(指揮者N)
先週末、山口県下関市豊北町と角島を結ぶ橋、角島大橋(つのしまおおはし)に行ってきました。
2000年に完成した白く美しい橋は全長が1,780mで、離島にかかる橋としては日本で2番目の長さを誇っています。
透明度が高いエメラルドグリーンの海上に架かるその壮大な姿はまさに絶景すぎる光景でした。
旅行者の評価も高く、「口コミで選ぶ日本の橋ランキング」で1位、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」では3位にランクインしているそうです。
そして、この橋が伊万里から自動車で4時間程の距離にあるという事実にも驚きました。
特にこれからの季節、気分転換をしたい方にお勧めのスポットです。(管理人)
今夜は伊万里市民センターで開催されたムジカ・エ・ヴィータの演奏会を聴きに行き、午後9時過ぎに帰宅しました。
車を停め、ふと足元を見るとぼんやり光る物体が目に入りました。
しゃがんで目を凝らすと、それは1匹の蛍、今年の第1号です。
私の最近の習性なのか、蛍をカメラに収めなくてはという衝動にかられました。
急いで車に乗せているカメラを取り出すものの、まさかの電池切れ。
「こんなときに限って…」と嘆きながら、予備のバッテリーと交換し、いざカメラを向けようとすると、無情にもひらひらと飛んで行ってしまいました。
今日のところは断念しましたが、今シーズンのうちに撮影を成功させるという新たな目標ができました。(管理人)
伊万里市街地から車で約1時間、長崎県佐々町の「皿山公園」にぶらりと行ってきました。ここでは、長崎県北では最大規模の約2万株の菖蒲が見られるということで、少し時期が早いと思いつつもドライブがてら足を運びました。
公園内の菖蒲園はまだ三分くらいの開花で、見頃は1~2週間後かという様子でしたが、青々とした菖蒲の葉が見渡す限りに広がり、水路には鯉やメダカも泳いでいて、初夏の爽やかさを感じました。
園内は菖蒲だけではなく、桜、アジサイなど、四季折々の花が楽しめるということです。隣接する「佐々皿山直売所」では農産物やお弁当も販売されています。静かなところでちょっとのんびりしたい、という方にオススメのスポットです。(指揮者N)
昨日、東京・井の頭自然文化園で飼育されていたゾウのはな子が亡くなった、とニュースで報じられていました。戦後まもなく日本に来たはな子は、国内最高齢の69歳だったそうです。
私は実際にはな子を見たことはありませんが、晩年のはな子と、はな子を見に来る様々な人たちを取材したドキュメンタリー番組を数ヵ月前に見ました。高齢の方たちは、自分たちの人生をはな子に重ねて、「はな子が元気でいることで、自分も励まされる」と話していました。
ゾウといえば、童謡「ぞうさん」や、読むたびに涙があふれた絵本「かわいそうなゾウ」が頭に浮かびます。大きな体に長い鼻と優しい目で老若男女に愛された、ゾウのはな子の冥福を祈ります。(指揮者N)
6月19日(日)に市民図書館ホールで開かれる第15回あじさいコンサート(T.S.S.伊万里主催)に伊万里合唱団の男性陣が友情出演します。
T.S.SとはTraditional Sound Societyの頭文字から付けられた名称ということで、日本の伝統楽器「筝」を演奏される団体です。
今回のコンサートでは「荒城の月21」という曲をT.S.S.伊万里の皆さんによる筝、ゲスト奏者の尺八とともに、私たちは歌で参加することになります。
筝の弦の数は13本と17本があり、17本の方は楽器のサイズが大きく、西洋音楽のコントラバスのように低音部を受け持つということや、可動式の支柱(琴柱)で音程を調節するということなどを知りました。
演奏会のフィナーレを飾るこの曲は拍子やテンポが変わったりするので、ご迷惑をかけることのないよう、心して本番に臨みたいと思っています。
当日は開演が13時30分、入場無料ですのでお気軽にご来場ください。(管理人)
私の住む伊万里には、「山口パン」(山口東洋堂)という、昔から地元の皆さんに親しまれているパン屋さんがあります。
私も子どもの頃から、このお店のパンが大好きです。あんパン、ジャムパン、カレーパンと目移りしつつも、私が最後に必ず買うのが、ふわふわのパンの中にたっぷりとチョコクリームが入った「コルネ」。このクリームが美味しくて、買わずには帰れません(笑)。
さて、今年の定演では「アンパンマンのマーチ」を歌います。アニメの主題歌ですが、東日本大震災のとき、ラジオから流れるこの歌がたくさんの人の心を支え励ましたのだそうです。
聴く人も歌う人も元気の出る歌です。どうぞお楽しみに。(指揮者N)
定演に向けた練習も追い込みに入ってきました。
明日を含めて残すところ練習は3回しかありません。
本番が楽しみな反面、寄せては返す波のようにプレッシャーが押し寄せてきます。
団員の皆さん! 体調管理に万全を期すとともに、ご家庭でも楽譜を開いて、指揮者から注意されたポイントを思い出し、イメージトレーニングに励んでくださいね。
そして、打ち上げで美味しいお酒を飲みましょう。(管理人)
伊万里少年少女合唱団の練習にお邪魔しました。
6月12日に開催する伊万里合唱団の定期演奏会では「アンパンマンのマーチ」や「翼をください」、「切手のないおくりもの」などを一緒に歌ってくれます。
玩具メーカーが行っている「子どもの好きなキャラクター」調査では、長年にわたり「アンパンマン」が不動の1位に輝いているそうです。
演奏会当日は客席の子ども達だけでなく、親の世代にも喜んでいただけることを期待しています。(管理人)
梅雨の季節がやって来ました。しとしと降る雨に濡れて、紫陽花の花がいっそう美しく見えますね。
紫陽花は、花の色が変化することから別名を「七変化」「八仙花」といいます。江戸時代に長崎に滞在したシーボルトは、愛する女性「お滝さん」の名前からこの花を「オタクサ」と名付けたとか。またフランスでは、「元気な女性」という花言葉を持つそうです。
そう言えば、「あじさい色に はなやぐ空…」の歌い出しで始まる合唱曲を思い出しました。「草原の別れ」(阪田寛夫 作詞/大中恩 作曲)という、ハーモニーが美しいアカペラの曲です。学生時代によく歌いました。伊万里合唱団ではまだ歌ったことがないような気がします。いずれレパートリーに加えられたらいいなと思います。(指揮者N)
今夜のステージ練習では、いつもの合唱の他、企画ステージで投影する映像のテストや、団員の立ち位置、演出など、細かい点の確認ができました。
本番が近付き、団員の集中力も増してきているように感じます。
昨年、テナーの山本さんが味わいのある手描きのポスターを作られ、好評だったことから、今年もお願いして作ってもらいました。半日がかりの力作です。
演奏会当日はこのポスターを市民センターの入口付近に貼ることになります。皆様ご注目ください。(管理人)
6月9日は「ロックの日」だそうです。ロック音楽というと人それぞれこだわりがあると思いますが、私にとってロックの神様はビートルズ(The Beatles)です。
歌謡曲にしか興味がなかった私が中学時代に友人の影響で初めてビートルズを聴いた時のショックは今でも覚えています。
高校生になると仲間4人で結成したバンドで全曲ビートルズのライブを文化祭でするほど熱を上げていました。
その当時、小遣いをはたいて買ったのが「The Beatles100」という373ページもある楽譜集。あれから30数年が経ち、かなりボロボロになっていますが今でも私のバイブルです。
伊万里合唱団には私の他にもビートルズ信奉者が2人いて、飲み会の2次会では呆れる団員を尻目に、ビートルズのカラオケで盛り上がります。(管理人)
まだ先の事だと思っていた定期演奏会ですが、明日が本番となりました。
全体での練習時間が十分に取れず、心配した時期もありましたが、団員の努力の甲斐あって何とか間に合いました。
今回は30回目の節目となる演奏会です。
これまで足を運んでいただいたお客様や、団員のご家族、そして伊万里合唱団を応援してくださる全ての方々に感謝の気持ちを込め、心をひとつにして歌います。
皆様に元気と安らぎ、感動を少しでも感じていただくことができれば幸いです。(管理人)
第30回定期演奏会が本日無事に終了しました。会場にお越しくださった皆様、また開催にご協力くださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。
演奏や運営については、反省すべき点も少なからずありましたが、終演後にたくさんのお客様から「楽しかった」「良かったよ」と温かいお言葉をいただき、指揮者としては少し肩の荷が下りた気がいたしました。
終わってホッとするのもつかの間、来年の演奏会に向けて1年がスタートします。これからも合唱の楽しさ、ハーモニーの美しさを皆様にお伝えできるよう、団員とともに頑張ります。そして、私たちの仲間になってみたいと思ったあなた、練習室を訪ねてくださるのをお待ちしております!(指揮者N)
6月18日(土)から8月31日(水)まで、今年も大川内山「風鈴まつり」が開催されます。
今日の仕事帰り、大川内山に行ってみると、すでに多くの風鈴が各窯元の店先に飾られていました。
重厚感がある大きな風鈴から、小さいお猪口のような風鈴まで種類も様々。風に揺られ、涼やかな音色を響かせています。
山の方からは早くもセミの鳴き声が聴こえてきて、夏の夕暮れ時にたたずんでいるような不思議な感覚でした。
まつりの期間中、「五感との出会い」をテーマに計画される様々なイベントのひとつとして7月24日(日)には「ボシ灯ろうまつり」が開催され、今年も私たち伊万里合唱団は少年少女合唱団の子ども達と一緒に歌声を披露します。
そして、日が沈んだ後には幻想的な灯ろうの世界をご堪能ください。(管理人)
今朝の新聞を開いたら、長崎の被爆遺構のうち「爆心地」など5ヶ所が国の史跡に指定されることになった、という記事が目に入りました。
その中のひとつの「山王神社二の鳥居」は、通称「片足鳥居」と呼ばれ、原爆の爆風で片側の柱を吹き飛ばされながらも、70年を経過した今日も一本の柱で立ち続けているものです。
昨年の市民音楽祭、先日の定期演奏会と私たちが歌い続けている「クスノキ」の歌詞に、この鳥居が登場します。
国の史跡となり保存されることで、原子爆弾の脅威や平和であることの大切さが、後世に伝え続けられることを願います。(指揮者N)
6月19日(日)今ではすっかり定着した感のある “T.S.S.伊万里” の『あじさいコンサート』に友情出演してきました。
前夜からの雷付き大雨もすっかり上がって上天気。お天道さんを味方につけての演奏会です。
伊万里市民図書館ホールは満席、邦楽愛好家で溢れかえっていました。良く練られた構成と、よく練習された内容は観客を引き付けて離しません。
十三絃、十七絃、尺八、三絃、ギター、太鼓、コーラスのコラボで織り成す音楽は人の心を揺すりもし、ほっこりもさせてくれました。
素敵なコンサートに参加出来て満足している男声コーラス陣、アンコールの要望に苦慮した結果、レパートリーを増やそうと衆議一決。さて、どのような効果を生んでくれるのか・・・・
このコンサートで今一つ特筆すべき事は尺八演奏家の大河内淳矢さんを伊万里に紹介してくれた事です。その音色にうっとりさせられた人も多いようで、次回が楽しみです。
終演後は(伊万里合唱団の)総務と二人打ち上げ会場にお邪魔し、美味しいお酒と音楽談義で時間が経つのを忘れるほど満喫させて頂きました。
その夜から再び雨・・・梅雨の晴れ間の楽しい一日でした。(バース福塚)
1年で最も昼間が長い日、今年は6月21日が「夏至」でした。
私は夏至の日の夜に必ず棚から出して聴くCDがあります。
それは、ドイツの作曲家メンデルスゾーンが書いた劇付随音楽「真夏の夜の夢」です。
「真夏の夜」というと日本では8月頃の夜を連想しがちですが、この作品では6月下旬の夏至の夜、聖ヨハネ祭の前夜のことを指しているそうです。
物語は全5幕からなり、結婚を控えた貴族の男女や、森に住む妖精たちによって織りなされる幻想的でユーモラスな作品となっています。
その中で最も有名な曲が「結婚行進曲」。トランペットのファンファーレで始まる、華やかでドラマチックなあの名曲です。
この曲に限らず序曲から終曲まで全てが管理人一押しの珠玉の音楽です。興味を持たれた方は是非お聴きください。(管理人)
昔、私が幼かった頃、夏が近づくとテレビからこんなセリフが聞こえていました。
「梅雨の晴れ間は五月晴れ、牡丹燈籠はおつゆさん」
三木のり平さんのキャラクターでよく知られた、某食品メーカーの「めんつゆ」のCMでした。他の言葉も入っていたんだと思いますが、この部分を今でもよく覚えています。おかげで、「五月晴れ」という言葉と、怪談・牡丹燈籠のヒロイン「おつゆさん」の名前は私の頭にしっかりと植え付けられました。
ここ最近の大雨とは一変して、今日は夏のような青空の広がる、梅雨の晴れ間でした。明日からはまた雨模様になり、激しい雨の降る時間もあるそうです。皆さま、くれぐれもお気をつけください。(指揮者N)
第30回定期演奏会のアンケートを集計した結果をご紹介します。
回答をいただいた139名中、3割は市外在住の方で、遠くは基山町や福岡県からという記載もあり、恐縮しています。
曲についてのコメントの中で目に付いたのが第1ステージの「ウルトラセブン」と第2ステージの組曲「母の手」でした。
男声合唱のウルトラセブンは知名度が高いことに加え、コミカルな仕草が良かったようです。
「母の手」は「自分の母のことを想い出して涙が出ました。」「(曲名にもなっている)いわしを食べたくなりました」「詩が素晴らしい。メロディもとてもきれい。感動しました。」といった感想などが書かれていました。
その他にも「クスノキ」や「アンパンマンのマーチ」「翼をください」「切手のないおくりもの」など多くの曲にお褒めの言葉をいただいたことから、概ねご満足いただけたのではないかと考えています。
「来年も来たい」と言ってくださるお客様のために、私たちは気持ちを引き締め、これからも頑張っていきます。(管理人)
旧暦では6月のことを「水無月(みなづき)」と呼びます。田植えのために田に水を入れる頃なので「水の月」という意味なのだそうです。「水の無い月」ではないんですね。
「水無月」という和菓子もあります。1年の半分が終わる6月30日を「夏越の祓(なごしのはらえ)」といい、半年間の災厄を払う風習がありますが、京都ではこの日に水無月を食べるのだそうです。白い三角形のういろうを氷に見立て、上に魔除けの意味の小豆がのったお菓子です。
九州は1月の大雪に始まり、4月の熊本地震、最近の梅雨にともなう大雨、と今年はたびたび自然災害に見舞われています。
夏越の祓の今日は、これから半年の無事を願うばかりです。(指揮者N)
今日の話題は国道202号線沿いにある「ドライブイン鳥」。
伊万里では知らない人はいないほど有名で、週末には行列ができる人気の飲食店です。
メニューは鶏肉や牛肉の網焼きのほか、揚げ物、炒め物、玉子料理、麺類、デザートまで豊富なラインナップとなっています。
生ビールの売り上げが九州一になったことがあるという都市伝説がありますが、真偽は定かではありません。
また、店内の各室に置かれている座卓は「こたつ」仕様で、その数はなんと110卓!「日本一こたつが多い飲食店」として認定をされているそうです。
2代目社長(私の同級生)によると、店で提供している焼き肉のタレは自家製で、その調合方法は一子相伝で受け継いでいるとか。
FM佐賀でオンエアされるラジオCMも耳に馴染んできた「ドライブイン鳥」、今後も興味をひく話題(鳥のトリビア)があれば続編を掲載していきます。(管理人)
7月3日はイマリンビーチの海開きでした。
梅雨が明けたかのようなまぶしい空の下、地元の園児や家族連れが訪れ、一足早い夏を楽しんでいました。
イマリンビーチは緑地や遊歩道などが配置された風光明媚な人工海水浴場で、環境庁の「日本の水浴場88選」に認定されています。
また、砂浜の一角はビーチバレーの会場としても利用され、国体予選をはじめ様々な大会が開催されています。
2年ほど前になりますが、イマリンビーチは某製薬会社のCMのロケ地として取り上げられました。 部分的にCG加工をされていますが、現地をご存じの方は納得していただけると思います。(管理人)↓CMはこちら
合唱曲の楽譜を見ていたら、「君影草」というタイトルがふと目に留まりました。歌詞に登場するのはスズランの花。君影草とは、スズランの別名だと初めて知りました。
意味を調べてみると、葉の陰に隠れるように咲く白い可憐な花を、愛しい人を想ってうつむく女性に見立てて「君影草」と呼ばれるのだとか。花言葉は「幸福の訪れ(再来)」。なんともロマンチックな花ですね。
ただし、清楚なイメージの一方でスズランはかなり強い毒性を持った花でもあるそうです。
参考までに、「君影草」は作詩・星野富弘(母の手)、作曲・千原英喜(Greetings)の作品で、合唱組曲「明日へ続く道」に収録されています。(指揮者N)
今日は七夕。天の川をはさんで離ればなれになっている織姫と彦星が、一年に一度だけ会うことが出来る日です。
さてこの二人、どうやって天の川を渡るのかというと、七夕の日だけは「かささぎの橋」が架かるのだそうです。かささぎという鳥が二人を哀れに思い羽を広げて橋を架ける、と昔から言われており、百人一首にも詠まれています。かささぎは佐賀県ではカチガラスと呼ばれ、県の鳥に指定されています。「かささぎ室内合奏団」などもあるように、佐賀ではなじみの深い鳥ですが、七夕の日にこんな大事な役目をつとめているんですね。
まだ梅雨の明けないこの時期、七夕の夜が雨模様になることもしばしばです。今宵の空はいかがでしょうか。(指揮者N)
7月9日(土)、図書館ほしまつりに参加。男声パートはT.S.S.伊万里の「荒城の月21」に再度コラボさせてもらいました。
肩に力が入るでもなく、伸び伸び歌えた感があります。一度本番を済ませているという妙な自信が筝の音のみならずTパートの音を聞き取る余裕を、はたまた観客の表情を読み取る余裕をも与えてくれた様です。
この感覚は、この後の混声合唱ミニコンサートでも持続。歌っている団員の表情も楽しそうでした。
観客の表情読み取りによりますと「満足・合格」とありました。
「勝手読み」でなければいいのですが ・・・みんなでお茶菓子と抹茶を頂いて解散・・・・
炎天に はげまし合ふて 別れけり 夏女
夏は直ぐそこ。この句碑は松島町の大きな樹の葉陰に涼しげに建っています。(バース福塚)
6月24日から7月3日までの10日間、唐津市にある佐賀県立名護屋城博物館で大河ドラマ「真田丸」の全国巡回展が開催されました。
主役の真田信繁(幸村)役を演じる堺雅人さんをはじめとした出演者の色紙や撮影用の小道具、衣装、時代背景を記したパネルなどが館内に展示されていて、日本史に疎い私にとって勉強になりました。
ドラマのオープニング曲でヴァイオリン・ソロを担当された三浦文彰さんは2年前に行われた日フィル佐賀公演でチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を演奏され、その素晴らしい演奏に感動した記憶があります。
7月2日には同博物館で小日向文世さん(豊臣秀吉役)のトークショーが行われたそうです。
豊臣秀吉が文禄・慶長の役に際して築城し、全国の大名が集結した肥前名護屋の地でこのような巡回展が開催されたことは大変意義深く思います。(管理人)
昨日の雷雨とは打って変わり、暑い夏が戻ってきました。
国見台体育館では今年も市長旗争奪ママさんナイターバレーボール大会が開催され、連日熱い戦いが繰り広げられています。
私がバレーボール協会に入った20数年前の大会の名称は「ママさん」ではなく「家庭婦人」! 隔世の感があります。
今夜の2試合はどちらも大接戦でした。
心をひとつにし、仲間を信じ最後まで諦めない、そんなひたむきなプレーは感動的です。
選手の皆さんお疲れ様でした。(管理人)
九州陶磁文化館(有田町)で開催されている、「メゾン・エ・オブジェ帰国展」を観てきました。
この展覧会ではパリで開かれるインテリアとデザインの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に2014年から3年間に出展された作品(有田焼)を見ることができます。
白と黒でまとめられた展示スペースには、私たちが「有田焼」としてイメージするものとはちょっと雰囲気が異なる、新しい「ARITA」のやきものが並んでいました。
伊万里・大川内山の窯元も参加されており、また、ビートたけし氏や隈研吾氏など著名人がプロデュースした作品もあります。
会期は18日(月)まで。今年は有田焼創業から400年、進化する「やきもの」の世界に触れてみませんか?(指揮者N)
佐賀大学海洋エネルギー研究センターの施設見学会に行ってきました。
施設見学会(オープンラボ)は毎年今の時期に年に1日だけ実施されています。
我が家と同じ町内にあり、しかも毎日通勤で施設の前を通過しているにも関わらず、恥ずかしながらこれまで足を踏み入れたことはありませんでした。
見学の流れとしては、まず20分程度のビデオを観て予備知識を頭に入れます。そのあと海洋温度差発電や海水淡水化の模擬装置、本物の実験装置などで理解を深め、さらに波力発電や水素エネルギーの仕組みなどについても学ぶことができました。
それぞれの見学場所には佐賀大学の研究室の学生さんが待機し、見学者がやって来るたびにわかりやすく丁寧に説明をされていました。
環境に優しいこれらの発電システムのさらなる発展のため、前途有望な若い学生の皆さんが活躍されることを期待してます。(管理人)
先週半ばの大雨から一転、今日は九州をはじめ各地が梅雨明けしたそうです。「梅雨明け」と一言聞いただけで、空の色も日差しの強さも急に夏らしく見える気がするのは私だけでしょうか。
日本の季節は四季だけでなく、立春や夏至といった「二十四節気」で表されますが、さらに細かく分けた「七十二候」というものもあります。表題の「鷹乃学習」はこの七十二候のひとつで、「たかすなわちがくしゅうす」と読み、春に生まれた鷹の幼鳥が飛ぶことを覚えて巣立つ頃、という意味で7月17日から22日頃を指すそうです。ちょうど今頃ですね。
そう言えば、春には新1年生だった子どもたちが、すっかりたくましく見えてくるのも今頃です。梅雨も明け、もうすぐ夏休み。夏空の下、子どもたちの元気な声が聞こえてくる季節の到来です。(指揮者N)
7月30日(土)は「土用の丑の日」ですね。夏バテ防止のために、うなぎを召し上がる方も多いと思います。いろんな調理法がありますが、うなぎと言えば、やはり蒲焼きが真っ先に頭に浮かびます。
さて、最近はうなぎ以外にも「蒲焼き風味」のものがあります。インスタントの焼きそばに「蒲焼のたれ味」と書かれたものが気になったので、ひとつ買って味を確かめてみました。ちょっと甘辛い醤油味で、山椒風味のふりかけも入っていますから、雰囲気としては確かに蒲焼き味です。どんな味がするのか気になる方は、ぜひカップ麺売場で探してみてください。
もうひとつ、某コンビニの「からあげクン」も蒲焼き味が販売されています。鶏のから揚げで、蒲焼きの気分が楽しめますよ。(指揮者N)
夏休み初日の昨日は、当たり前ですが、通勤途中に小学生の列や見守りをされる方の姿を目にすることがなく、なんだか寂しい思いをしながら車を走らせました。
そして、もう一つ夏を実感したのがおすそ分けでもらった梨です。
伊万里は西日本最大の梨の産地で8月中旬までは幸水(こうすい)という品種が流通し、そのあとは豊水(ほうすい)、新高(にいたか)と続き、10月頃まで味わうことができます。
伊万里梨の豊かな果汁と瑞々しさは私も大好きで、自信を持ってお薦めします。
JA伊万里には「なし万里(まり)くん」「万梨之助(まりのすけ)くん」「梨里(りりぃ)ちゃん」という宣伝隊もいます。イベントなどで見かけたら声をかけてあげてください。(管理人)
今夜は地元の夏祭りでした。
氏神様である黒髪神社境内の特設ステージでは保育園児のダンスやのど自慢大会、じゃんけん大会などで盛り上がりました。
実行委員会は今年も屋台を出店。私の持ち場はイカ焼きとフランクフルトコーナーでしたが、熱気に包まれ苦戦しました。
気候が良かったので生ビールやアイスクリームの売り上げが好調だったようです。
会場では浴衣を着た女性や子ども達の姿も目立ち、日本の情緒や風情を感じるひと時でした。(管理人)
好投手川原君を擁する伊万里高校野球部は夏の高校野球佐賀大会で勝ち上がり、決勝進出をかけてみどりの森県営球場で佐賀商業高校と対戦しました。
佐賀商業高校は過去には全国制覇を果たしたこともある県下屈指の強豪校です。
3塁側のスタンドには伊万里から駆け付けた大応援団が陣取り、声をからして声援を送ります。
試合は序盤の2回までに3点を先行され、伊万里高校が追う展開となりました。
4回以降は両校ともヒットを重ねるものの要所を抑え、得点を許さない膠着状態が7回まで続きました。
最終的には5対2で佐賀商業高校に軍配が上がりましたが、佐賀商業高校のヒット12本に対して伊万里高校も10本のヒットを打つなど、ほぼ互角の試合内容でした。
伊万里高校の校歌は全国的にも珍しい3部合唱の曲です。
今回は手が届きませんでしたが、いつの日か甲子園で伊万里高校の校歌が響き渡ることを願っています。(管理人)
7月24日(日)に秘窯の里・大川内山で毎年恒例のボシ灯ろうまつりが開催されました。
「ボシ」とは本窯を焚く際に磁器を入れる耐火性の容器のこと。
点灯式前のイベントのひとつとして、今年も伊万里合唱団は浴衣姿が似合う少年少女合唱団の5人のメンバーと共に特設ステージで歌を披露しました。
本番は日没前だったため、直射日光との闘いになりましたが、何とか無難にまとまったのではと思っています。
点灯式では来場者にチャッカマンが手渡され、約2千個のボシの中に置かれているロウソクに火が灯されていきました。
夕闇が迫ってくると昼間の大川内山とは雰囲気は一変、ロマンティックな空間になります。カメラを片手に、市内外から訪れた大勢の人々が幽玄の世界を堪能されました。(管理人)
今朝、ピアニストの中村紘子さんの訃報をニュースで知りました。演奏家として国際的に活躍されただけでなく、カレーのCMなどにも出演され、日本では最もよく知られたピアニストの一人でした。私が子どもの頃、ピアニストという職業があることを初めて知ったのも、中村紘子さんの活躍を見たことだったような気がします。
伊万里でも20年ほど前に、中村さんの公演がありました。演奏後、アンコールの拍手に笑顔で応じられ、中村さんの代名詞とも言えるショパンの作品を2曲も演奏されたことを、今でもよく覚えています。
中村さんは亡くなる前日まで演奏への意欲を語られていたそうです。最期までピアニストであり続けた彼女は、どんな音楽を思い浮かべて天国へ旅立ったのでしょうか。心よりご冥福をお祈りいたします。(指揮者N)
今から71年前の8月、広島と長崎に原爆が投下され、20数万人もの尊い生命が奪われました。そして、今もなお、多くの人々が後遺症に苦しまれています。
毎年開催されている原水爆禁止世界大会に先立ち、今年も7月29日に伊万里西松浦地区のキャラバン隊が平和行進を行いました。伊万里市役所の玄関前で行われた出発式では伊万里市の塚部市長と市議会の盛議長から激励の言葉をいただき、約50名の参加者が炎天下の中、JR有田駅までの14kmを歩きました。
私は3年連続の参加となりましたが、今回が一番暑く、過酷な行進でした。休憩を挟みながら補給した3リットルの水分は全て汗として放出したようです。
有田駅では長崎県側の代表にたすきと横断幕を渡し、来週は長崎県内で引き継がれていきます。
私たち一人ひとりの力は微力ではありますが無力ではありません。将来の世代のためにも自分ができることを続けていきたいと思います。(管理人)
米の収穫まで1カ月余りとなった今の時期、水田では農薬の散布が行われます。
私が子どものころの農薬散布というと、一人が農薬のタンクを背負い、相方が反対側の畔に回り、タンクと繋がっているホースの穴から出る農薬を稲に吹きかけていました。
その当時、作業の従事者はマスクを装着しているものの一帯には大量の農薬が立ち込め、健康被害を心配するほどでした。
しかし、今は使用する量も減り、クリーンで環境にも優しい農業へと変貌を遂げています。
しかも、現在、農薬散布の主役となっているのがラジコンヘリコプターです。サイズは大型、GPSによる速度制御機能により操縦安定性を増していて、値段は高級外車を買えるほどです。
先週末は私の家の近所でヘリコプターによる散布が行われました。前後左右、ホバリングや方向転換など自由自在に飛び回るその姿は見ていて退屈をしません。(管理人)
毎年8月3日は気持ちの引き締まる日です。初めて、伊万里合唱団で団員の前に立って、歌の指導をさせていただいたのが17年前の8月3日でした。
大半の団員が人生も合唱も私より断然、経験豊富な人たちばかり。そんな場でエラそうに歌い方の指示などするのですから、緊張するし、気負って空回りはするし…。初めの数年間など、今思えば目も当てられないような指導ぶりでした。
あれから17年。時間と経験は重ねましたが、合唱指導者としてはまだまだ学ぶべきことばかりです。初めて合唱団と向かい合ったときの緊張感と、「これから頑張っていこう」と思ったあの日の気持ちを忘れないよう、今日は初心に還り、そして指導者18年目のスタートを切ります。団員の皆さん、伊万里合唱団を応援してくださる皆さん、どうぞよろしくお願いします。(指揮者N)
学生時代の友人で、卒業後は日本を代表する某建設コンサルタント会社に就職した友人がいます。
彼の名はアキラ、長野県出身です。ベトナムの首都ハノイの社会基盤整備に携わり10年が経ちました。
その彼から久しぶりにメールが届きました。
何事かと急いで読んでみると、ハノイを離れることになったとのこと。
ようやく日本へ帰ってくると喜んだのも束の間、メールに記されていた次の赴任地はべトナム南部最大の都市「ホーチミン」!
1975年までは「サイゴン」と呼ばれていた街です。
ご家族も含めて、新しい環境に慣れるまでは大変だと思いますが、これも運命と受け止め、かの地の発展のために活躍をしてくれることでしょう。
今後、ホーチミンの話題など届きましたら続編をお届けします。(管理人)
市民納涼花火大会が始まるまでのひととき、MR伊万里駅舎とMaxValuの中間に建つ「介護付有料老人ホームいまり」の夏祭りにお邪魔し、屋外の特設ステージで10曲ほど歌わせていただきました。
今回も浴衣姿が似合う少年少女合唱団の4人の子ども達と一緒です。
個人的には初めての同施設への訪問でしたが、スタッフの皆さんは明るく元気、そして入所されている高齢者の方々も満足されているようで、好印象を持った施設です。
また、ボランティアの高校生にも感心しました。
当団の指揮者Nさんと同級生という副施設長さんとの感動の再会シーンが見られたり、親族の方が入所されているという私の同級生(Jさん)から声をかけてもらうなど、嬉しい出来事もありました。
終わってみれば色々と反省点もありましたが、入所されているご婦人から「感激した」とおっしゃっていただき、誰かのお役に立てたことを幸いに思います。(管理人)
子どもたちの夏休みも、そろそろ半分が過ぎようとしていますね。この時期、博物館や資料館では子どもたちを対象にしたイベントが多く企画されています。
伊万里市歴史民俗資料館では、8月31日(水)まで「伊万里のいきもの展」が開かれています。カメやザリガニといった身近な生き物や、カワウソなどなかなか見ることのない「はく製」などが展示されています。私が訪れたときも、子どもたちが水槽の中の生き物に歓声をあげていました。
県立九州陶磁文化館(有田町)では、館内を探検して昆虫を見つける、自分で絵付けをして風鈴を作る、など子どもが楽しめる企画が開催され、オリジナルキャラクター「九さん」と記念撮影が出来るコーナーも設けられています。
厳しい暑さが続くこの夏休み、涼しい博物館や資料館は家族でお出かけするのにオススメです。(指揮者N)
8月6日(土)に伊万里迎賓館で伊万里高等学校富士同窓会の総会・交流会が開かれました。
このイベントは伊万里高校を卒業後して30年を迎える学年が幹事学年としてお世話をするしきたりになっています。
ちょうど創立100周年だった昨年は私たちの学年が幹事学年でした。
私たちの同級生には著名人が何人かいて、その中にNHKアナウンサーの松尾君がいます。「おはよう日本」や「サンデースポーツ」などのキャスターを歴任し、現在は「ニュース シブ5時」という平日夕方の報道・情報番組を担当しています。彼が総会会場のステージ上で挨拶をしたときには注目の的でした。
そして、今年は第15代酒井田柿右衛門を襲名した酒井田君や厚生労働省の官僚として活躍をしている鈴木君などそうそうたる人物が余興に登場し、会場を沸かせてくれました。(YouTubeにアップされている動画はこちら)
来年の幹事学年の代表は既に私の同僚のI君に決まっていますが、早くもプレッシャーを感じているようです。(管理人)
この夏の暑さは「酷暑」という言葉がしっくり来る気がします。伊万里でも先日、観測史上最高気温(36.8度)を記録しました。
さて、そんな真夏の暑さにぼんやりしていたら、いつの間にか立秋が過ぎていました。そう、暦の上ではもう秋なんです。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる (藤原敏行朝臣)
「秋が来たとはっきり目に見えるものはないが、風の音に(秋が来たことを感じて)驚いたのだよ」という、立秋を詠んだ百人一首の中の歌です。平安時代の立秋は、温暖化の進んだ現代とは違い、風が立てる微かな音と、肌に当たる風の涼しさに、初秋の気配も感じられたことでしょう。
千年の昔から現実に戻れば、まだまだ秋の訪れなど程遠いこの暑さです。みなさま、熱中症に気を付けてお過ごしください。(指揮者N)
8月11日は今年新たに祝日に加わった「山の日」でした。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」だそうで、記念すべき第1回目の山の日には全国各地でイベントが開催されたようです。
ただ、今日の最高気温は佐賀市で38.1℃を記録するなど全国的な猛暑で、平地に比べて気温は低いとはいえアウトドアでの活動は大変だったのではないかと想像します。
伊万里合唱団登山部の皆さん!涼しい気候になれば、またどこかに出かけましょう。(管理人)
佐賀大学管弦楽団のOBを中心に編成される「かささぎ室内合奏団」の第30回記念定期演奏会が8月7日(日)に佐賀県立美術館ホールで開催されました。
結成以来一貫して指揮をしていただいている國府先生(佐賀大学名誉教授)の指導は大変素晴らしく、演奏者にとって勉強になる機会でもあります。
今回のメインはベートーヴェンの名作、交響曲第7番。
もちろん大満足の演奏でした。
出演者とスタッフの皆さん、お疲れ様でした。
そして伊万里のIさん! 運営面では大変だったと思いますが、無事に終わり良かったですね。
今年、同じく30回目の演奏会を開いた伊万里合唱団とともに、これからも末永く発展していくことを願っています。(管理人)
お盆になると、我が家の食卓に上る料理があります。
それは「たらおさ(鱈胃)の煮物」。実は伊万里の郷土料理ではないので、伊万里の方にもあまりなじみがないと思います。
たらおさ(鱈胃)とは、魚の鱈のエラと胃を干した乾物です。身の部分は「棒鱈」になりますから、いわばその残りの部分。乾物の段階ではかなりグロテスクな外見です。これを前日から水に浸して戻し、小さく切ってゴボウや昆布などと一緒に甘辛く煮たものが「たらおさの煮物」です。
九州でもこれを食べるのは福岡の一部や大分県の日田地方だそうですが、祖父母が福岡出身の我が家ではお盆には欠かせません。伊万里では鱈胃が手に入りにくいこともありますが、今年は近くのスーパーで買えました。ただ、怪しげな乾物を手に取る私を、不思議そうに見ている人はいましたが…。
たらおさを味わいつつ、ご先祖様を偲ぶお盆です。(指揮者N)
富士同窓会の交流会では伊万里高校を含め、前身の総合高校、伊万里高女の校歌を歌うコーナーがあります。
ピアノ伴奏は伊万里高校のOBで長崎在住の池田松洋先生。
先生が作曲された「交声曲『伊万里』」の歌碑はJR伊万里駅前の広場に建立されています。
その池田先生から伊万里合唱団の男声パートへ、ご自身が編曲された「男声合唱曲『長崎・歌の花束』より」という楽譜が届きました。
「長崎の女(ひと)」「長崎は今日も雨だった」「長崎の鐘」の豪華3本立てです。
私は幼い頃から内山田洋とクールファイブが好きだったこともあり「長崎は今日も雨だった」が特に気になります。
当団の男声パートはウルトラセブン以来、盛り上がっているので機会があれば今回いただいた3曲を披露していきたいと思っています。(管理人)
全国高校野球大会も、そろそろ優勝校が決まりそうな時期になりました。今年の佐賀県代表校は惜しくも初戦敗退し残念でしたが、真夏の暑さの中、グラウンドで白球を追う高校球児の姿には、結果を問わずいつも感動を覚えます。
ところで、甲子園に行ったことのない私でも甲子園の気分を味わえる(かもしれない)ものを発見しました。「甲子園カレーラーメン」と「甲子園やきそば」です。どちらもカップ麺で「阪神甲子園球場監修」と銘打ってあり、甲子園の名物フードメニューをアレンジした、と説明されています。出来れば高校野球をテレビ観戦しながら味わってみたいと思います。
さて、夏は高校野球だけでなく、合唱や吹奏楽のコンクールが始まる時期です。私も何度か経験しましたが、秋の全国大会を目指して、まずは夏の地方予選を突破しなくてはいけません。合唱や吹奏楽に打ち込む学生の皆さん、暑さに負けずに、でも甲子園に負けないくらい熱く、頑張ってくださいね。(指揮者N)
伊万里市内にある2社のケーブル局のうちのひとつ、西海テレビでは7月から「第30回伊万里合唱団定期演奏会」の模様を放送していただいています。
放送回数は多いときで1日5回。タイムテーブルはこんな感じです。
①10:30~12:00
②13:30~15:00
③16:30~18:00
④19:30~21:00
⑤22:30~24:00
西海テレビにチャンネルを合わせると、2回に1回の確率で伊万里合唱団の演奏会が流れているということなります。
おかげさまで、反響が大きく、団員も嬉しいやら恥ずかしいやらで複雑な心境のようです。
西海テレビの久保川さん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。(管理人)
8月21日(日)、からつジュニアオーケストラの第14回定期演奏会が、相知交流文化センターで開かれました。
オーケストラは小学生から大学生、社会人まで幅広い年齢の団員で構成されています。
今回は、第1部は19歳の若きギタリストがソロをつとめる「アランフェス協奏曲」。第2楽章の哀愁ただようギターの音色が胸に響きました。
第2部はオーディションで選ばれた指揮者がタクトを振る「交響曲第7番」(ベートーヴェン)。指揮者の若き情熱がオーケストラの音色からも伝わってくる演奏で、私を含め観客も皆さん聴き入っていました。
筋田団長をはじめ、団員の皆さんお疲れさまでした。また、これからの活動を応援しています。来年8月20日の定演に向けてがんばってください。(指揮者N)
8月21日(日)、北風紘子さん出演の「愛のしらべ」が佐世保市のアルカスSASEBOで開かれました。
ソプラノの秋山理恵さん、バリトンの西田祐樹さん(佐世保市出身)、ピアノの森田真帆さん(佐世保市出身)、そして伊万里市出身の北風さんがソロで歌ったり、北風さんと西田さんのペアで歌ったり、オペラの舞台を聴いているようでした。ソロでも会場全体に響き渡り、表情豊かに訴えられるような歌にあっという間の素敵な2時間を過ごすことができました。
最後にアンコールで懐かしい童謡を3人で合唱され、胸に響きました。プロの歌を聴くと自分もさらに練習しなくてはいけないと感じるとともに、聴いてくださる方々の心に、私たちの合唱もこんな風に響くことができるよう頑張りたいと思いました。(ソプラノ川内) ←祝ブログデビュー
南米大陸で初の開催となるリオデジャネイロオリンピック。
治安の面で不安もありましたが、大きな事件や事故もなく17日間の日程が終了しました。
日本は前回のロンドン大会を上回る史上最多の41個のメダルを獲得し、2020年の東京大会に向けて大きく弾みがつきました。
ところで、1912年の第5回ストックホルム大会から1948年の第14回ロンドン大会までは「芸術」競技があったことはあまり知られていません。種目は絵画、彫刻、文学、建築、音楽で、スポーツを題材にした芸術作品でメダルが争われました。
ちなみに1936年に開催されたベルリン大会では音楽部門に「赤とんぼ」を作曲した山田耕筰が出品したという記録もあるようです。
次の東京大会までは4年を切りました。世界中からトップアスリートが集うスポーツの祭典を今から楽しみにしています。(管理人)
以前、このブログでコンクールにちょっと触れましたので、思い出した話をひとつ。
ご存じの方も多いと思いますが、合唱や吹奏楽のコンクールでは、「ダメ金」という言葉を聞くことがあります。
コンクールの成績には金・銀・銅の各賞があり、金賞もひとつではなく複数の団体が受賞することがあります。ただし、金賞の団体がすべて、その先の大会に進めるわけではありません。金賞だけど次の大会の出場権はもらえなかった、という場合の金賞のことを「ダメ金」と呼びます。例えば、九州大会では金賞だけど、全国大会の出場枠には入れなかった、ということです。
私も大学の合唱団にいた頃、「ダメ金」で全国大会に進めなかった経験があります。金賞で一度喜んでいるだけに、その落胆は大きいものです。
コンクールの会場は、最後までこんな緊張感に包まれ、悲喜こもごもにあふれているのです。今はそれも、懐かしい思い出です。(指揮者N)
所用のため長崎市に泊りがけで行ってきました。
宿泊は繁華街ではなく初の稲佐山のホテルです。
稲佐山から眺める長崎市の夜景は素晴らしく、昔は「100万ドルの夜景」、現在は「1,000万ドルの夜景」と言われており、日没後は多くの観光客で賑わいます。
近年、長崎市の夜景は「モナコ」「香港」とともに世界新三大夜景に認定されたそうです。
佐賀県内や隣県でも未体験のスポットがまだまだあることを実感した夜でした。(管理人)
「出張!なんでも鑑定団 in 有田」の公開収録が焱博記念堂で行われるという情報を有田町のホームページで知った私は往復ハガキで観覧希望の申し込みをしていました。
そして待つこと1カ月。見事、当選通知が届きました。
あまり期待をしていなかっただけに、素直に喜んでいます。
ちなみに同番組で「伊万里の値を決める男」と紹介される鑑定士の中島誠之助さんは伊万里市の文化大使第1号です。
収録まであと10日あまり。楽しみに待つことにします。(管理人)
今日9月1日は「防災の日」です。
大正12年9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定されたようです。
今朝は6時30分に熊本地方を震源とする地震が発生し、その揺れで目が覚めました。伊万里は震度2でした。
熊本地震の発生以降、徐々に余震の回数も減り終息に向かっていた感がありましたが、再び不安が募ります。
そして、折しも、台風12号が九州の南を北上しています。
台風は土日にかけて九州を縦断する見込みで、暴風や大雨に警戒が必要です。
天災は忘れた頃にやって来ます。災害への備えを怠らないようにしたいものです。(管理人)
有田焼創業400年を記念して、県立九州陶磁文化館で「人間国宝と三右衛門展」が開かれています。
陶芸の分野で人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定されている井上萬二氏(有田)、中島宏氏(武雄)と、「三右衛門」と呼ばれる今右衛門窯(有田・14代今泉今右衛門氏は人間国宝)、柿右衛門窯(有田)、太郎右衛門窯(唐津)の作品が一同に集まった同展は、まさに「肥前陶磁の美の集結」と言えます。
87歳にしてなお意欲的に作陶する井上氏、青磁の多様な「青」を追及する中島氏、それぞれが歴史と伝統を守りつつも新たな現代の美に取り組む三右衛門。一つ一つの作品が、足を止めて見入ってしまう魅力にあふれた、圧巻の展覧会です。
会期は9月25日(日)まで。「芸術の秋」を堪能しにお出かけください。(指揮者N)
静岡県掛川市の「ヤマハリゾートつま恋」が今年12月25日をもって閉鎖になると発表されました。
「フォークソングの聖地」と呼ばれた「つま恋」では1969年から1986年まで「ポピュラーコンテスト(ポプコン)」の本選大会が開かれていました。
このコンテストからは井上陽水さん、中島みゆきさん、長渕剛さん、八神純子さん、世良公則さん、円広志さんなど数えきれないほどのミュージシャンがメジャーデビューを果たしています。
そして第18回大会のグランプリは「大都会」を歌ったクリスタルキング。
二人のボーカルのうちハイトーンボイスの田中昌之さんは伊万里市出身ということで、当時、「ザ・ベストテン」で熱唱する姿を誇らしげに嬉々として観ていたことを懐かしく思い出します。
そんなフォーク全盛期を体験した私にとって「つま恋」閉鎖は寂しいニュースとなりました。(管理人)
我が家の畑にいちじくの木があり、その熟した実が食卓に並びました。
思い起こせば、子どもの頃、家の裏にいちじくの木がありましたが、甘い匂いに誘われてスズメバチがやって来るようになったために、伐採の憂き目にあって以来、いちじくを食べた記憶がありません。
当時とは別の場所に植えていたことすら知らず、いかに様々な事に無関心で生きてきたかがよくわかります。
久しぶりに食べてみると甘酸っぱく、子どもの頃の記憶が甦ってきました。
アダムとイブの話の中に出てくる「禁断の果実」とはいちじくのことだとか。
また、「不老長寿の果物」といわれるほど栄養価が高く、美容とダイエットに効果が期待できるそうです。
ただし、アクが強く、食べ過ぎるとお腹を壊しますので、お気を付けください。(管理人)
台風の接近により延期をしていた稲刈りがようやくできました。
9月に入ったとはいえ、炎天下での作業はかなり過酷です。
そんな中、作業中の田んぼでは、今回もカエルが至る所で飛び跳ねたり、トンボや蝶が乱舞するなど、癒されるひとときもありました。
私の苦手なヘビまで現れたのは閉口しましたが…。
今年の米は天候に恵まれたこともあり、品質は良さそうです。
本格的な秋はもう目の前に来ています。(管理人)
2001年9月11日、ニューヨークでの同時多発テロから15年が経ちました。その日はちょうど合唱団の練習日で、練習から帰った直後に、旅客機がビルに激突する瞬間がテレビの画面を通して私の目に飛び込みました。あまりの惨劇に言葉を失ったことを今でも思い出します。
さて、この事件をきっかけに作られた曲のひとつが、「ハナミズキ」であることをご存知でしょうか?
私は最初、恋人への想いを歌った曲だと思っていましたが、実は一青窈さんが同時多発テロの後、平和への祈りを込めて作られたのだそうです。
この数年間、日本各地では大きな自然災害が、また世界中ではテロなど様々な脅威が続いています。そして、それに対し音楽界では、合唱はもちろん他のジャンルでも、「平和」や「祈り」をテーマにした曲が目立つようになったと感じます。きっと今日も世界中のどこかで、平和を祈る厳かな歌声が響いていることでしょう。(指揮者N)
先週の土曜日、「出張!なんでも鑑定団in有田」の公開収録が有田町にある焱博記念堂で行われ、観覧者の一人として参加しました。
開演を待つ間、番組のテーマソング、ビートルズの「HELP!」が繰り返し流れ、ムードが高まります。
この日の司会は松尾伴内さん。鑑定士軍団は中島誠之助さん、安河内眞美さん、森由美さんという豪華メンバー。
伴内さん曰く、中島さん親子(森さんは娘)の番組でのツーショットはとても珍しいそうです。
詳しい収録内容はここでは言えませんが、悲喜交々(ひきこもごも)、期待以上の面白さで満足しています。
また、アシスタントの青木直子さんは今回の有田での出演を最後に番組を卒業されました。
出演期間はなんと17年にも及んだそうです。大変お疲れ様でした。
放送はTVQ(テレビ九州)で9月27日(火)午後8:54から予定されています。
是非ご覧ください。(管理人)
雨上がりの夕方、運転しながらふと山のほうを見たら、なんとも不思議な色の光が見えました。
後光が射すとでも言うような光景でしたが、しばらくすると、そこにはいくつかの色が見えてきました。「あ、虹になるんだ!」と気付き、赤信号で車が停まるのを待って、写真を撮りました。
しばらくは短い虹の柱が見えていたのですが、きれいなカーブを描く前に、残念ながら日が暮れて虹は消えてしまいました。
「虹の根元には宝物が埋まっている」という話を聞いたことがあります。何か良いことがありそうな気がした、初秋の雨上がりでした。(指揮者N)
ビートルズ来日50周年となる2016年、アップル・レコード唯一の公式ライブ音源「ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル(LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL)」が9月9日に世界同時発売されました。
1万7千人の絶叫にかき消されるほどのエネルギーに満ちた臨場感あふれるステージは全盛期のビートルズの凄さを十分に体感できます。
しかも未発表音源が4曲も収録され、ファンにとっては垂涎の1枚と言えるでしょう。
不思議な繋がりというか、先週公開収録に行ってきた「開運!なんでも鑑定団」のオープニングに使われている「HELP!」も入っていて、普段聴き慣れたスタジオ録音版とは一味も二味も違う「HELP!」を堪能できます。(管理人)
介護老人保健施設「ケアポート楽寿園」の敬老会にゲストとして参加しました。
今回も伊万里少年少女合唱団の子ども達と一緒です。
1階のホールには入所者やそのご家族、施設関係者など総勢100名を超える方々が一堂に会し、敬老者の紹介やお祝い状の贈呈などが行われていきます。
私たちの演奏が始まると、時には真剣に聴き入り、時には歌に合わせて団員と一緒に「ずいずいずっころばし」や「茶摘み」の手遊びをしてくれたり、私たちにとっても充実した楽しいステージになりました。
この施設の最高齢者はなんと106歳!しかも姿勢よく椅子に座り、終始穏やかな表情で私たちの演奏を聴いてくださいました。
実際に100歳を超えた元気な方を前にすると、50代・60代なんてまだまだ幼く感じられるほどの存在感です。
入所されている皆様がこれからもリハビリを続け、いつまでもお元気に過ごされることをお祈りします。(管理人) ※楽寿園だより
以前は9月15日だった「敬老の日」。2003年の祝日法改正以降は9月の第三月曜日となりました。「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とするこの日は、なぜ当初は9月15日と定められたのだろう、と思い調べてみました。
1947年(昭和22年)9月15日に兵庫県のある村で始められた「敬老会」が、村の行事から次第に他の地域へと広がったことを由来とする説が有力なようです。
「敬老の日」を定めた国が日本以外にもう一つありました。それはパラオ共和国。こちらでは5月5日と定められているそうです。日本では「こどもの日」にあたりますね。
長い人生を歩んでこられた人生の先輩方の知恵や経験に、私たちが助けられる場面は少なくありません。皆様、いつもありがとうございます。(指揮者N)
先日、面白い歌を教えてもらいました。それは、童謡「どんぐりころころ」(作詞 青木存義 /作曲 梁田貞)を、「どんぐり」ではなく「ころころ」から歌い出し、最後に「どんぐり」を歌うというものです。最初に聴いたときは衝撃的かつ笑いが止まらなくなりました。ところが、これを自分で歌ってみると、慣れるまでは頭を使います。脳トレには良いかもしれません。
さて、「どんぐりころころ」は歌詞が七五調で書かれています。同じ七五調の歌詞を持つ、テレビ時代劇『水戸黄門』の主題歌「ああ人生に涙あり」とは、互いに歌詞を入れ替えて歌うことが出来ます。一発芸を披露する必要に迫られたら、これを歌ってみてください。
日本の歌百選にも選ばれている「どんぐりころころ」。作詞者・作曲者ともに故郷には歌碑が建立されているそうです。秋の散歩道でどんぐりを見つけたら、口ずさんでみたくなるかもしれませんね。(指揮者N)
お彼岸の頃になると、赤い彼岸花が目につきます。不思議なくらいに、季節を間違えることなく咲く花です。
彼岸花の別名は「曼珠沙華」ですが、この名をタイトルにもつ歌が、私の知る限り2曲あります。ひとつは北原白秋の詩による「曼珠沙華(ひがんばな)」。この歌はご存知の方も多いでしょう。妖しげな、でも悲しげな雰囲気の漂う歌曲です。
そしてもうひとつは、山口百恵が歌った「曼珠沙華」(阿木洋子・詞)。こちらは「まんじゅしゃか」と読みます。当時スーパースターだった山口百恵が歌った、大人の女性の恋の歌でした。
最近は赤だけでなく、白や黄色の彼岸花も目にします。風に揺れる彼岸花。いつの間にか季節はすっかり秋です。(指揮者N)
里山を中心に生息するイノシシは植物の根や昆虫、木の実などを食べますが、最近は米や芋、野菜などの味を覚え、農作物に深刻な被害を及ぼすようになりました。
農地への侵入を防ぐ手段として伊万里では「電気柵」が広く普及しています。数メートル置きに支柱を立て、イノシシの鼻の高さとその下に合わせて2本、弱い電流が流れる電線を通し、田畑の周囲を囲います。
イノシシは一度鼻先で電気が流れる電線に触れると、その後は嫌がり柵に近づかなくなるようです。
ただし、草木が茂って電線に触れると電圧が下り、効果が薄れるため、頻繁に草刈りを行う必要があります。
そんな中、二里町で面白い看板を見つけました。
隙あらば収穫前の田んぼへの侵入を試みるイノシシへの警告板です。
これを読んで、思いとどまってくれるイノシシ諸君がいてくれたら大成功ですね。(管理人)
今夜の「開運!なんでも鑑定団」の中で「出張!なんでも鑑定団 in 有田」が放送されました。
県立九州陶磁文化館や陶山神社、有田の街並みなどの紹介に続き、映像は焱の博記念堂へと移っていきます。
公開収録の当日はエンディングまで約2時間かかったので、6人いた依頼人の中で半分ほどしかオンエアされないのではと予想していましたが、きちんと全員を登場させ、しかも見どころを凝縮し、20分にまとめた編集力は見事というほかありません。
なお、応援団席に座っていた伊万里合唱団ソプラノのMさんの姿が大きく映されていました。
しばらくは多くの反響が寄せられることでしょう。(管理人)
職場の同僚から「すだち」を3個頂きました。
徳島の親戚から送られてきたそうです。
大分が「かぼす」の産地なのは知っていましたが、姿かたちが似ている「すだち」とは何が違うのでしょう?
どちらも「ゆず」の近縁種。風味の違いはあるようです。
ゴルフボールくらいの「すだち」に対し、「かぼす」はひと回り大きく、重量感あり。
歴史の古さは宝永6年の文献に登場した「すだち」に軍配が上がります。
この季節はサンマに合いますが、今夜の晩酌は「すだち」入り焼酎と洒落込みます。(管理人)
1年間のほとんどの日に、何かしらの記念日が制定されているそうです。10月1日は何の日だろうかと調べてみたら、「コーヒーの日」でした。
毎日コーヒーを飲むという方も多いと思いますが、香りには気分をリラックスさせる効果があり、また成分にはポリフェノールなど健康に良い効果をもたらすものも含まれています。
ではコーヒーにまつわる歌は、と考えると、まず思い付くのは西田佐知子さんが歌い大ヒットした『コーヒールンバ』。少し時代をさかのぼれば『一杯のコーヒーから』という昭和14年のヒット曲もありました。「ハイカラ」という言葉が似合うこの時代、コーヒー1杯の価格は15銭(現在の350円くらい)だったそうです。
秋の休日は、好きな音楽を聴きながら、コーヒーの香りと味わいをのんびりと楽しむのもいいですね。(指揮者N)
先日、知人から栗をいただきました。畑に植えられた栗の木に実ったとのこと。実りの秋の恩恵です。
栗を見ると思い出す物語があります。それは、新美南吉の名作『ごんぎつね』。物語の最後、銃で撃たれたキツネの「ごん」と、ごんが倒れたそばに置かれている栗の実を描写した場面を、栗を見ると頭に思い浮かべます。子どもの頃から何度読んでもそのたびに悲しく、切なくなるのに、また読んでみたくなる物語です。
余談ですが、新美南吉の童話を気を付けて読むと、彼の出身地である愛知県半田町(現在は半田市)の方言を作品の中に見つけることがあります。
さて、いただいた栗は、美味しい栗ご飯になりました。新米に栗に果物と、秋は豊かな実りの季節です。体重計は少々気になりますが、秋の実りに感謝する今日この頃です。(指揮者N)
猛烈に発達した台風18号が五島沖を通過していきました。
伊万里に最も接近したのは今朝の8時頃だったと思われます。
通勤のため車を運転していると、横殴りの風雨でハンドルを取られそうになることもありました。
さて、伊万里湾では台風が接近するたびに見られる光景があります。何だかわかりますか?
それは玄界灘や近海を航行していた多くの船舶が危険を避けるため、内海である伊万里湾に避難をしてくる様子です。
今朝も視界に入るだけでも10隻あまりの貨物船が停泊をしていました。
波が穏やかな伊万里湾は「海の安全地帯」としての役割も果たしています。(管理人)
オリンピックに世界中が熱くなったのもつかの間、ノーベル賞受賞者の発表が始まると、今度は知の分野に世界の注目が集まっています。
さっそく、医学・生理学賞において日本の研究者の受賞が決まりました。受賞の大隅良典博士は福岡県の出身、同じ九州の人間として嬉しく、誇らしく思います。
さて、私たち合唱人は身近なところで「ノーベル」をよく目にします。それは、「なめたらア・カ・ン~」のCMソングが有名な「のど飴」。製造メーカーの社名が「ノーベル製菓株式会社」なんです。同社によれば、創業時は別の社名でしたが、1947年(昭和22年)に湯川秀樹博士がノーベル物理学賞を受賞された際に現在の社名に変更したのだそうです。
練習の休憩時間にはついつい飴に手が伸びます。最近はのど飴の種類も豊富です。くれぐれも食べ過ぎにはご用心ください。(指揮者N)
10月15日と16日の両日、佐賀市を中心に開催される第69回佐賀県民体育大会(通称:県体)に向け、伊万里市選手団の結団式が市民センターで開かれました。
伊万里市から今年は19競技497名の選手が県体に出場することになっています。
人口規模が何倍も大きい佐賀市・唐津市という厚い壁に阻まれ、伊万里市は去年まで4年連続で総合3位という成績でしたが、結団式では今年はさらに上位を目指すことを誓いました。
私は、バレーボール代表チームの一員として結団式に参加しました。男女とも予選を勝ち抜いた「伊万里クラブ」が県体に出場しますが、男子は一昨年まで3年連続優勝、女子もコンスタントに3位以内に入っています。
平成25年と26年の2年間は私が女子の臨時監督として選手と行動を共にしました。選手は百戦錬磨、試合経験も豊富なので指示らしい指示は必要ありません。結果は2年とも準優勝に終わりましたが、とても貴重な経験をさせてもらいました。
今年は、久しぶりに男女アベック優勝を果たし、伊万里市の総合順位を上げる原動力になってほしいと願っています。(管理人)
男性の同僚が転職のために退職しました。
寂しい思いもありますが、人生のステップアップにつなげてほしいと思います。
お別れの日に皆で花を贈りました。
選んだ種類は「青いバラ」。見とれるほど美しい鮮やかな青色です。
元々バラの花は青の色素を持たないため、古くから青色の品種を生み出すことが世界中のバラ愛好家の夢でした。
それゆえ、青いバラの花言葉は「不可能」。
このような中、2004年にサントリーが世界初の青いバラの開発に成功しました。
花言葉も「夢かなう・神の祝福・奇跡」に 変わり、これからキャリアアップの道を歩む彼にふさわしいプレゼントになりました。新天地での活躍を祈っています。(管理人)
1982年に唐津市の市制50周年を記念して制作されながらも、全7曲の一部しか演奏されたことがなかった「合唱組曲『唐津』」。
本日、初の全曲演奏が唐津市民会館で行われました。
『唐津』は團伊玖磨氏の作曲、栗原一登氏の作詞による、唐津の歴史や自然、文化を織り込んだ壮大な作品。約150人の市民合唱団が九州交響楽団の演奏にのせて伸びやかに歌い上げました。その歌声は故郷を歌う喜びと誇りに満ち、まさに圧巻の一言でした。
伊万里にも團伊玖磨氏の作曲による『交響詩 伊万里』があります。今日の『唐津』の演奏を聴き、私たちの『交響詩 伊万里』もまた、これからも大切に歌い継いでいきたい作品だとあらためて感じました。
一年以上の長い練習期間を経て、素晴らしい作品を披露された唐津のみなさん、本当にお疲れさまでした。(指揮者N)
佐賀県限定のキリン一番搾り、その名も「佐賀づくり」が本日発売になり、酒好きな私のために家族が1本買ってきてくれていました。缶の裏側にはこう書かれています。『何ごとにも、がばいまじめ。それが、佐賀の人の良さ ~中略~ 佐賀県産大麦麦芽100%にこだわって、まっすぐな麦のうまさを引き出した、正統派の一杯。とっときの一番搾りで、佐賀の恵みにカンパイ!』
さっそく飲んでみると、爽やかで、麦芽本来の味わいを堪能することができたような気がしました。
佐賀平野ののどかな風景がまぶたに浮かんできます。(管理人)
最近、「プロジェクションマッピング」という言葉を目にすることがあります。コンピュータで作った映像を建物の壁などに映し出す技術です。
唐津市で今月行われている「唐津城天守閣プロジェクションマッピング」を見に行ってきました。唐津の四季の移り変わりや、唐津くんちの行列を描いた約10分の映像が、唐津城の白い城壁に音楽とともに映し出されました。唐津城のシンボルの藤が咲きみだれたり、くんちの曳山(やま)が街を駆け抜けたり、場面が変わるたびに観客からは歓声が上がっていました。江戸時代からの歴史ある城に浮かび上がる、鮮やかな歴史絵巻です。
上映は10月中の金曜と土曜のみ、午後8時からです。まだ夜風も寒くはありません。週末の夜、ちょっと出かけてみてはいかがですか?(指揮者N)
再びノーベル賞の話題。ノーベル文学賞は、小説家の村上春樹氏が受賞するか否かと毎年注目を集めますが、今年はミュージシャンのボブ・ディラン氏が受賞するという意外な展開になりました。
ボブ・ディラン氏といえば『風に吹かれて』が有名ですが、私が彼の名前を知ったのは、1970年代の日本のフォークソング『学生街の喫茶店』がきっかけです。懐かしく思い出される方もおられるでしょう。この歌の歌詞に「ボブ・ディラン」が出てきます。当時、20代の若者だった叔父がギターを弾きながら熱唱するのをたびたび聴くうちに、幼かった私もこの歌を覚えてしまいました。歌詞の中の「ボブ・ディラン」が歌手の名前だと知ったのは、ずいぶん後になってのことでした。
『学生街の喫茶店』はガロというグループが歌い、当時大ヒットしました。私にとっては、叔父の歌声が耳に甦る、遠い日の思い出の歌です。(指揮者N)
10月8日のブログでご紹介した第69回県民体育大会、バレーボール競技の試合結果を報告します。
女子の伊万里クラブは初戦・準決勝と順調に勝ち、決勝に駒を進めました。
ところが、決勝での鳥栖市との試合は大苦戦。第1セットは一進一退の攻防が続き、先にセットポイントを取ったのは鳥栖市。それでも伊万里市は粘りのバレーを見せ、22対20で先取しました。
続く第2セットは相手の強力なサーブと堅い守りに阻まれ、一時は5点もリードを許す場面がありましたが、ここでも終盤の脅威的な粘りで逆転し、セットカウント2対0で見事優勝を果たしました。
一方、男子は苦しみながらも勝ち上がり、決勝では実力を発揮して優勝。「男女アベック優勝」という快挙の達成です。伊万里市バレーボール協会にとってもビッグニュースとなりました。
選手の皆さん、おめでとう。そしてありがとう。(管理人)
デジタル音楽全盛の今、カセットテープの人気が世界的に盛り上がっているという報道がありました。理由は色々あるようですが、若い世代にとっては新鮮に映るようです。
そう言えば我が家の倉庫に30数年前に自分が使っていた、今では珍しいダブルラジカセが眠っていることを思い出しました。
ホコリまみれの本体を拭き上げ、まずはラジオをつけてみると、立体感があるクリアなFM放送が聴こえてきました。
次はメインイベントのカセットデッキです。これまたお蔵入りだった昔のカセットテープを右側のデッキにセットし、再生ボタンを押すと‥‥モーターが回転しません。壊れています (T_T)
失意の中、左側のデッキで試してみると‥‥今度は鳴りました! (^.^)v 力強く躍動感のある音楽(グリーク作曲「ホルベルク組曲」)が目の前で広がります。
A面とB面を約1時間かけて聴く至福のひと時。甘酸っぱい青春の記憶が思い出される休日の午後でした。(管理人)
今週末は伊万里の秋の風物詩『伊万里くんち』です。御輿と団車(だんじり)が街を練り歩く、伊萬里神社の御神幸祭を「伊万里トンテントン」といいます。また、たくさんのイベントで街が賑わう「伊万里秋祭り」も開催されます。(詳細は「伊万里トンテントン祭り」をご覧ください。)
さて、北部九州では秋祭りのことを「くんち」、丁寧に言えば「おくんち」と呼びます。くんちの語源は「九日」とも「供日」とも言われます。
祭りのごちそうは「くんち料理」。お煮しめ、昆布巻き、カブの酢の物、栗の入った赤飯、根菜や小豆を煮た「にごみ」など、伊万里ならではの味でおくんちの食卓は賑わいます。
くんち料理に舌鼓を打ち、出店の並ぶ町に出かけて、御輿をかつぐ法被姿の男たちに声援を送る…。祭りの足音はもうすぐそこまで聴こえています。(指揮者N)
昨夜から降り続く雨の中、今年も伊万里っ子が待ちわびたトンテントン祭りが始まりました。
雨で体温が奪われる上に団車は水を吸って重くなるなど過酷な条件ではありましたが、威勢のいい掛け声とともに勇壮な合戦が繰り広げられ、取り囲むたくさんの観衆から歓声があがっていました。
南組(荒神輿)の喧嘩大将を務める酒井さん、赤十字の旗を片手に目を光らせていた救護担当の林先生、お疲れ様です。
今年は、露天の一角にお化け屋敷が出現していて、子どもたちの注目を集めていました。
私が子どもの頃は「お化け屋敷」や最近はあまりお目にかからない「苗木屋さん」があったことを懐かしく思い出します。(管理人)
前日に続き、朝から無情の雨。
しかも雨足は昨日より強い気がします。
しかし、午後には回復するという予報に希望をつないで、全てのイベントを中止にせず、午後の「市民総踊り」以降を実施するという方針が打ち出されました。
そして、期待どおりご覧のような晴天になり、一気に祭りのムードが高まります。
15時半から浜町交差点で行われた神事と合戦には群衆が固唾をのんで見つめました。
祭りのクライマックスは「川落とし合戦」。
荒神輿と団車を組み合わせたまま伊万里川へ落とし、上陸を競い合います。
今年は団車が先に上がったので来年は豊漁になるでしょう。
川落としが終わると啓成中学校のグラウンドから打ち上がる大輪の花火で幕を下ろしました。(管理人)
*特設ステージで行われた元クリスタルキングのボーカル、田中昌之さんのプレミアムライブについては「音楽の神様に会えた日」と題して後日掲載します。
私にとって洋楽の神様はビートルズ。そして9月5日のブログで紹介した「クリスタルキング」は邦楽の神様です。
そのクリスタルキングのボーカル田中昌之さん(横浜市在住)のライブが10月23日に「いまり秋祭り2016」のスペシャルイベントとして行われました。
チラシでその情報を入手していた私は〈終演後にステージ裏で会いたい‥〉という淡い期待を持ちながら当日の朝を迎えました。そして思いもよらぬ「奇跡」が起きます。
午前9時過ぎに知人(主催者)から入った1本の電話は、ライブで現地調達をする道具が追加で必要となったので、貸してほしいという相談。二つ返事で引き受け、午前中のリハーサルが始まる前に田中さんと念願の対面を果たすことができました。
ステージでの演奏曲目は1980年に118万枚の売り上げを記録した大ヒット曲「大都会」や蜃気楼を始め、北斗の拳、ウルトラマンガイア、仮面ライダークウガの主題歌など今でも高い人気を誇る名曲ばかりです。
終演後も「川落とし合戦」が始まるまでの間、「付き人」としてお伴をさせてもらいました。記念撮影を希望する多くのファンからカメラを預かり、私がシャッターを押し続けます。
最初は緊張していた私ですが、次第に田中さんとの距離が近くなり、冗談も交え色々な話題で会話が弾みました。
最後は固い握手で別れた夢のような一日。
生きてて良かった。感謝です。(管理人)
バレーボール全日本女子の監督に元全日本のセッターで久光製薬スプリングス監督の中田久美氏が決まりました。
前任の眞鍋政義氏に続き2代続けて久光出身の全日本監督の誕生です。
サロンパスでお馴染みの同社は鳥栖市に本社があり、バレー部は佐賀県バレーボール協会に登録をしている佐賀が誇る国内屈指の強豪チームです。
選手時代の中田さんは天才セッターとの誉れが高く、なんと中学3年生で全日本入りを果たしています。中田さんが17才の年、唐津市文化体育館で行われた日本リーグ(現在のVリーグ)の試合で名門「日立」の司令塔として活躍をされる姿が今でも私の脳裏に刻まれています。ちなみに当時私は中学生でした。
今から4年前、2012年8月には忙しい合間を縫って中田監督以下、コーチや選手の皆さんが山代町バレーボール教室に来場され、丁寧に、時にはユーモアを交えながら指導をしていただいたこともあります。
2020年東京オリンピックでのメダルを目指し、中田JAPANの飛躍をお祈りします。(管理人)
この数日、急に寒さを感じるようになりましたが、ドライバーの皆さんは寒い時期に車に乗ろうとしたら、ボンネットの上に猫が丸くなっていて動かない、という経験はありませんか?
子猫などはボンネットどころかエンジンルームに入り込んだり、タイヤの間に入ってしまうこともあり、気付かずエンジンをかけると、不幸な事故に繋がるケースも…。
そこで、ドライバーも猫も悲しい思いをしないように、と自動車メーカーの日産が提唱しているのが『猫バンバンプロジェクト』です。車に乗る前にボンネットを軽くバンバンと叩いて、猫に知らせてあげようというもので、今年の初めからインターネットなどで少しずつ広がっています。
これからだんだん寒い朝が増えます。お出掛けの前に、ちょっとだけ「猫バンバン」を思い出していただけるといいなあ、と猫好きの私は思います。(指揮者N)
「有田焼創業400年体験ツアー」に参加し、初めて陶芸体験をしました。
私が挑戦したのは「手びねり」というもので、うどんのように細長く伸ばした陶土をらせん状に巻いていき形を整えて完成です。
写真でおわかりのように、タンブラーをイメージして作ったつもりですが、出来上がりは予想以上に縮み、2割から3割くらい小さくなったような気がします。
しかも、割れにくいよう厚めに作ったせいか、ずっしりと重くなり、量ってみると400gもありました。中身が入った350mlの缶ビールと同じくらいの重さです。
さて、「帯に短し、襷に長し」。何を入れて飲むべきか、はたまた、文鎮として使おうか迷うところではありますが、とりあえず観賞することにしました。
伊万里合唱団員で陶芸家の池田さん、お手柔らかに批評をお願いします。(管理人)
最近ではすっかり秋の風物詩として定着しつつあるハロウィン。毎年10月31日に行われるアメリカの民間行事ですが、日本でもオレンジ色のカボチャが目立ち、仮装して街にくり出す人々に注目が集まる一大イベントに成長しました。本来のハロウィンは、秋の収穫を祝い悪霊を祓う風習だったそうですね。
さて、日本にも秋の収穫を祝う日があります。それは11月23日。現在、祝日の『勤労感謝の日』に定められているこの日は、太古の昔から『新嘗祭』(にいなめさい)と呼ばれる、収穫を祝い感謝する日です。
古い時代には、日本の別名のひとつに『瑞穂』(みずみずしい稲)がありますから、農業とりわけ稲作に繋がりの深いこの日が『勤労感謝の日』というのも納得できる気がします。農家の皆さん、今年も美味しい新米をありがとうございます。天高く、馬だけでなく指揮者も「肥ゆる秋」です。(指揮者N)
先日メモ帳をパラパラとめくっていたら、やたらに漢字を書き並べたページに目が入りました。見ると、何だか訳のわからないものばかり。そういえば、クイズ番組がきっかけで難しい漢字に興味を持った時期がありました。そのページに書いていたのは動物の名前を漢字で表記したものでした。
さて、皆さんにクイズ。これがどんな動物の名前だかわかりますか?
①鼈
②海驢 ③猟虎 ④馴鹿 ⑤水馬
答えは以下の通りです。
①スッポン ②アシカ
③ラッコ ④トナカイ ⑤アメンボ
全部読めた方はスゴいと思います。ラッコのように動物のイメージとは似ても似つかない漢字もあり、あらためて面白いなあと思いました。もし水族館でラッコを見たら、「猟虎」の二文字を思い出してくださいね。(指揮者N)
この季節、河川敷や線路沿いなどで目にするのが、ススキとセイタカアワダチソウ(以下「セイタカ」と表記)です。
セイタカは観賞用として輸入されたことがきっかけで1970年代に大繁殖し、ススキなどその土地に生育していた植物を瞬く間に駆逐してしまいました。
このことは私が小学生のときの国語の教科書に載っていたような記憶があります。
ところが、この関係は平成に入ると逆転します。土地に蓄積されていた肥料成分をセイタカが使い切ってしまったせいで勢いが衰え、代わってススキなどの在来植物が再び勢力を取り戻しつつあるそうです。両者の仁義なき戦いの行方は今後も目が離せません。(管理人)
最近、美空ひばりの曲の1つ『東京キッド』(藤浦 洸 作詞/万城目 正 作曲)を合唱団で練習しました。1950年(昭和25年)に、ひばりが自身の主演映画の中で披露したこの作品には、歌詞に「チューインガム」が登場します。まだ戦後間もない頃ですから、チューインガムは時代の先端を行く洒落たアイテムだったのでしょう。
さて、昔は「お口の恋人」なんてキャッチコピーもあったチューインガムですが、最近は売れ行きが減少傾向にあるそうです。若者がガムよりもタブレット菓子やグミを好むようになったことが、その原因のひとつだとも言われています。
ガムを噛むことは脳に刺激を与えるので、脳の活性化に効果があるそうです。そう言えば私もガムを噛むことが少なくなりました。早速買いに行って、脳に刺激を与えなくては!(指揮者N)
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」(正岡子規)
11月に入り、野山の柿が色づいてきました。
渋柿はそのままだと渋くて、食べることはできませんが、干し柿にすることで甘い食べ物に変ります。
我が家では正月に干し柿を食べる習慣があり、その準備として今の時期に柿を収穫し、皮をむいて軒下に吊り下げます。
干し柿作りは手間ひまがかかる割には、固くなることが多く、なかなか売り物のようには仕上がりません。
子どもの頃に喜んで食べていた干し柿、今年の出来はどうなるでしょうか。(管理人)
秋晴れの中、テナーT氏、指揮者N、管理人の3人で熊本県荒尾市まで出かけてきました。
目的は「混声合唱団ARAO」の第46回定期演奏会です。
仕事の都合で大牟田市に引っ越されたアルトの岡部さんが加入されていることから、今回計画をしました。
会場は三井グリーンランドの目と鼻の先、ジェットコースターの音が聞こえてきます。
2000名収容の客席は半分以上が埋まり、地元での人気の高さが伺えます。
第1ステージは花と鳥をテーマにした6曲。統率が取れた、素敵なハーモニーを聴くことができました。
第2ステージはミュージカル「キャッツ」。歌だけでなく皆さんダンスが上手で、出演者自身が楽しまれている様子が伝わってきます。
第3ステージは「童謡唱歌四季のメドレー」。幼い頃の思い出がよみがえってくる珠玉の数々です。豊かな四季に恵まれた日本に生まれたことを感謝し、未来に向けて歌い継いでいきたいと思いました。
幕間には岡部さんを含む5名の20代の団員が登場し、指揮者の先生からインタビューを受けるというコーナーがありました。皆さん初々しくて好感が持てました。
帰り際「楽しかった」という声があちこちから聞こえ、大成功の演奏会だったと思います。
岡部さんの元気な姿に安心し、伊万里合唱団のこれからにとっても大変参考になる秋の遠出になりました。(管理人) 混声合唱団ARAOのホームページはこちら
荒尾に向かった管理人のミッションを受けて私、管理人ジュニアが伊万里市文化祭に行ってきました。
二人の伊万里合唱団員が出演される春秋会(長唄)の写真を撮ってリポートをするというのが自分の任務です。
管理人はチケットを持っていたのに私に渡すのを忘れていて、入場料300円を払う羽目になり意気消沈しましたが、気を取り直して予定時刻の少し前にホールに入りました。
演奏されたのは「案山子」という曲です。
息が合った三味線の音色は繊細で華やか、唄は朗々と深みのある歌声でした。
なんとか無事に務めを果たし、ほっとしています。(管理人ジュニア)
11月6日(日)、 佐世保アルカスの大ホールはほぼ満席。
「團伊玖磨記念:西海讃歌・筑後川」イン佐世保2016」が始まります。
「西海讃歌」が誕生した経緯が元NHKアナの川野氏から紹介されました。この街にもやっぱり、合唱組曲「筑後川」に感激し、「なんとか我が街、佐世保にもこんな管弦楽付きの合唱曲を!」と走りまわった人がいたことを知りました。
「西海讃歌」の初演がおよそ40年前とプログラムに書かれていましたので、市民には馴染みの楽曲だったんですね。
いよいよ演奏が始まり、ステージの面々は、歌い慣れている人が多いのか、表情が客席に届いてるように感ぜられました。
ただ、管弦楽音が勝って、合唱の歌詞が部分的に聞き取れなかったのが少し残念でした。歌詞チラシが付いて無かったのも悔やまれます。
第3部はメインプログラムの合唱組曲「筑後川」。
ステージには地元佐世保市をはじめ九州各地や関東・関西からも駆けつけた500名もの合唱人が整然と並び、現田茂夫氏の自在な指揮のもと壮大に全五章を歌い上げました。
伊万里合唱団が12年前に参加した「筑後川」IN城島を回想します。
合唱を続けて来られた自分と周りのサポートに感謝したい今日です。(ベース池田)
日本の「国技」と言われる相撲ですが、近頃では相撲ファンの女性が目立つようになったそうで、巷では『相撲女子』と呼ばれているそうです。
かく言う私も、実は相撲ファンのひとり。でも、最近のブームに乗ったわけではありません。
高校生の頃以来、数十年来の相撲ファンです。当時ご贔屓にしていた力士は若嶋津に寺尾。(時が流れ、今では二人とも親方になられています。)
その頃、ラジオ番組『オールナイトニッポン』では、デーモン小暮が「大徹」という、長いもみあげがトレードマークの力士を応援しており、もちろん私もよく聴いていました。ちなみに、デーモン小暮は相撲通で有名ですが、あるとき相撲中継の副音声を聴いたら、英語で相撲解説をしていて驚きました。本当に凄い!
さて、11月は「大相撲九州場所」。今場所は九州出身力士が活躍してくれるのか、はたまたどうなるのか。年季の入った『相撲女子』としては15日間の闘いが今から楽しみです。(指揮者N)
伊万里合唱団のホームページを立ち上げて1年が経ちました。
どんな記事を書くべきか、最初の頃は迷いもありましたが、一貫して意識しているのが季節の話題と「伊万里」の情報発信です。
幸い、アマチュアカメラマンの高田文彦さんやブログのネタが尽きたときには頻繁に助け舟を出してくれた指揮者Nさん、そしてリンクの依頼に快く応えていただいた県内外の個人・団体の皆様に心より感謝しています。
それにしても、昔から日記に挑戦しては挫折を繰り返してきた自分が、ここまで継続できたことに驚いています。
おかげ様で、1名ではありますが、ホームページを見て入団をしてくれた団員もいました。
今後、いつまで管理人として関わることができるか定かではありませんが、「細く」「長く」続いていくことを願っています。(管理人)
寒さと共にウインタースポーツの季節が到来しました。
すでに開幕していますが、この時期から春先まではフィギュアスケートを観るのが私の楽しみです。(大相撲だけではないんですよ。)
音楽にのせて表現される華麗さ、繊細さ。ジャンプやスピンといったテクニックの力強さ。選手の目に宿る闘争心がふと見えるとき、この美しいスポーツが競技であることを思い出します。ほんの数分間にさまざまな要素が詰め込まれた演技には、テレビを通して観戦していても惹き付けられます。
フィギュアスケートの演技は、指先まで神経を行き渡らせ、繊細さから激しさまで、あらゆる表現を全身で行っています。それは、指揮者がすることに似ているような気がします。ある時そう感じてからは、より一層観戦が面白くなりました。銀盤の上の華麗で熱い戦い。今季も目が離せません。(指揮者N)
介護業界で働く人の負担軽減のため、国は介護ロボットの普及に力を入れています。マッスルスーツのようにスタッフの体に装着して動きをアシストするものや、見守り機能が付いた電動ベッドも介護ロボットの範ちゅうに含まれますが、ロボットと聞いて思い浮かべるのは、やはり人型のロボットですよね。
先日、あるイベントで出会ったのがこちらのPALRO(パルロ)君。
説明文によると、100人の顔と声を憶え、会話を聞き取り、話しかけ、さらにダンスも踊れる大変優秀なロボットだとか。高齢者とのふれあいを通して認知症予防やセラピー効果が期待できるそうです。
そのときは気恥ずかしさもあり、遠巻きに眺めるだけで、パルロ君に話しかけなかったことを後悔しています。(管理人)
12月に開かれる「市民音楽祭」。今年で25回目となるこの音楽祭に、伊万里合唱団は第1回から毎年出場しており、今年も2曲を歌う予定でただいま練習中です。
曲のひとつは『木を植える』(谷川俊太郎 作詩/木下牧子 作曲)。
木を植えることが持つ意味を、「つぐなうこと」「夢見ること」など様々に歌い上げます。
もう一曲は『心の瞳』(荒木とよひさ 作詞/三木たかし 作曲)。
日航ジャンボ機墜落事故で他界した歌手、坂本九さんの歌で、長い人生をともに歩んできたパートナーへの愛を歌った曲です。九さん自身はこの曲について、奥様に「僕たち夫婦みたいな歌だね」と仰ったそうです。
伊万里少年少女合唱団のメンバーも一緒に歌います。お客様のお耳に心地よいハーモニーをお届けできるよう、本番まで更に練習に励みます。(指揮者N)
今月14日は月が68年ぶりの大きさに見える、いわゆる「スーパームーン」が出現するということで大きく報道されていました。
世紀の天体ショーに、ムードが高まりましたが、無情の雨により期待は落胆へと変わることになります。
そして、翌15日は伊万里合唱団の練習日。練習拠点の生涯学習センターに着き、ふと空を見上げると、前夜とほとんど大きさが変わらないであろう「(ほぼ)スーパームーン」が煌々と夜の世界を照らしていました。
スーパームーンには神秘的なパワーがあるという説もあります。
ご利益がありますように。(管理人)
今日は唐津市合唱祭が開催されました。参加したのは唐津市合唱連盟に所属する合唱団で、3つの混声合唱団と、6つの女声合唱団の計9団体です。
合唱祭は「唐津市歌」の全員合唱で始まり、その後はそれぞれの合唱団が個性豊かに、この日のために練習してきた曲を披露され、最後に「さようなら」という歌を全員で歌って閉会しました。
人数が少なく、ハーモニーを響かせるのに苦労している合唱団もあるようでしたが、練習の成果を披露した後は、誰もが満足感に満ちた顔でステージを降りていました。
出演された皆さん、お疲れさまでした。(指揮者N)
有田大公孫樹とは有田町泉山、弁財天社の境内に立つ樹齢千年を超える大きなイチョウの木に付けられた名前。
高さは40m、枝の張りは東西31mもあり、県内では随一を誇ります。
また、これだけ大きなイチョウの木は全国的にも珍しく、大正15年には国の天然記念物にも指定されています。
江戸時代には、大公孫樹下の口屋番所に佐賀藩の役人が常駐し、陶石や焼き物の持ち出しなどに対し、厳しい取締りを行っていたとか。
毎年、紅葉の時期になると大公孫樹は夜間にライトアップされます。
私も2年前と今年、行ってみました。昼間のたたずまいとは違った趣きがあり、荘厳な雰囲気と存在感、内なるエネルギーに圧倒されます。
有田町観光協会に問い合わせたところ、今年のライトアップ期間は11月27日(日)まで、時間帯は18時から20時までだそうです。是非、幻想的な世界をお楽しみください。(管理人)
先日のブログにも書きましたが、合唱団で練習している『心の瞳』。人生を共に歩んできたパートナーへの思いを込めた愛の歌です。著作権の都合上、歌詞は掲載できませんが、「お互いに年老いても、心の絆はずっと変わらない」という内容を歌っています。素敵な歌詞だなあといつも思います。
さて、この歌詞とよく似た名言を見つけました。それは、フランスの小説家アンドレ・モロワのこんな言葉です。
「真に結ばれた夫婦にとっては、若さの喪失ももはや不幸ではない。共に年老いることの楽しさが、年老いる辛さを忘れさせてくれる。」
洋の東西を問わず、人の思いは同じなんですね。
今日11月22日は語呂合わせから「いい夫婦の日」。モロワの言葉も『心の瞳』も、心に響く日です。(指揮者N) 「心の瞳」YouTube
11月23日は伊万里合唱団恒例のバスハイクの日。
マイクロバスをチャーターし、ゲスト8名を加えた20名で福岡方面に出掛けました。
目的地は秋月城址(福岡県朝倉市)と英彦山(福岡県添田町)。
どちらも今の時期は多くの観光客で賑わっています。
初めに訪れた秋月は沿道の真っ赤なモミジや、イチョウのじゅうたんが色鮮やかで、歓声が上がっていました。
霧雨が降る中、到着した英彦山では、視界が悪かったため、眼下に広がる紅葉を眺めることは、残念ながらできませんでした。
しかし、その霧雨のおかげで、古くから修験場として栄えた、日本屈指の霊山を神秘的で厳かな雰囲気の中で体験することができたと思っています。
昼食場所がなかなか決まらないといったハプニングもありましたが、今回のバスハイクも、レク担当の山田・前田両名のおかげでこれまでと同様に楽しく、思い出に残る旅になりました。
団員の皆さん、ゲストの皆さん、長旅お疲れ様でした。(管理人)
「念ずれば花ひらく」
これは、仏教詩人、坂村真民の詩ですが、伊万里市民でこのフレーズにピンときたあなたは宝くじファンですね。
今年も暮の風物詩、「年末ジャンボ宝くじ」が発売になりました。1等前後賞合わせた賞金は10億円!! 1の右に0が9個も並ぶ、庶民にはどう転んでも縁のないお金です。
私も早速、いつものように冨田お茶屋さんに行き連番を10枚購入しました。「念ずれば花ひらく、夢と希望の宝くじ」と印刷された冨田園茶舗特製の封筒に入れ、手作りのお地蔵さんと並べて、日々念じながら12月31日の抽選日を待つことにします。
年が明けてブログの様子がおかしくなったら、高額当選を疑ってください。(管理人)
11月26日(土)は、武雄の「合唱団やまびこ」の定期演奏会でした。やまびこは、佐賀県の合唱団ではもっとも歴史が古く、伊万里合唱団も賛助出演や合同演奏などたびたびお世話になっています。
第1ステージ『白いうた 青い歌』は、女声・男声・混声、「やまびこジュニア合唱団」による児童合唱、と合唱の様々な形をひとつのステージの中で聴かせてくれました。第2ステージは混声合唱曲集『三つの不思議な仕事』。やまびこの伝統ある歌声に、若き指揮者の感性が新たな輝きを加えていました。
さて、第3ステージは『いのち・感謝のハーモニー』。やまびこの企画ステージは、毎回パワー溢れる演出が客席を楽しませてくれますが、今年は「生命」をテーマにした、それぞれの曲が心に響く感動的なステージ。いつもとひと味違う、素敵な演出でした。
やまびこの皆さん、お疲れさまでした。伊万里合唱団も負けないように、来年6月に向けてがんばっていきましょう!(指揮者N)
11月26日、市民音楽祭(12/4本番)で共演する伊万里少年少女合唱団の子どもたちと、ステージで歌う曲を初めて合わせました。
お隣、武雄市のやまびこジュニア合唱団は22人もいますが、伊万里少年少女合唱団の団員は5人で頑張っています。
本番で歌う曲をしっかり練習してくれていて、感動を覚えるほど清らかな歌声でした。
しかも、みんな良い子で、癒されます。
本番当日も大人たちをリードするくらいの気持ちで、遠慮なく歌ってください。(管理人)
今日のタイトルを見てすぐに意味がわかった人は、かなりクラシック音楽に詳しい方だと思います。
「膀胱結石手術図」というのは、バロック時代のフランスの作曲家マレーが、自分が体験した手術の様子を音楽とナレーションで表現した、れっきとしたクラシックの作品なのです。
私は新聞のコラムでこの作品のことを知りました。どんな音楽なのかどうしても知りたくなり、探して聴いてみました。
おどろおどろしく始まり、ナレーションも手に汗握る雰囲気で、とにかく「痛い手術だったんだなあ」ということはよく分かる作品でした。
そう言えばモーツァルトの作品には、この場ではご披露できないような、とてつもなく品のない歌詞の声楽曲があります。堅苦しいイメージを持たれがちなクラシック音楽の世界ですが、ちょっと変わったところを入り口にして、気楽に楽しんでみるのもいいかもしれませんね。(指揮者N)
師走に入り何かと気ぜわしくなってきます。年末年始は交通量が増え、飲酒の機会も多くなることから、私の職場では毎年この時期に、交通安全講習会が開かれます。
講師の先生によると、人口10万人あたりの交通事故の件数は全国の都道府県の中で佐賀県が4年連続「最下位」という不名誉な記録が続いているそうです。
交通事故で思い出すのは中学1年生の夏、入院していた今は亡き祖母を一人で見舞いに行った帰り、病院前の国道を横断する途中、車にはねられました。
私が左右を良く見ていなかったのが原因です。大きく飛ばされた割には膝の皿にヒビが入った程度で済み、不幸中の幸いだったと思っています。
夏休みは棒に振りましたが、祖母と同じ病室でベッドを並べて過ごすという奇妙な思い出ができました。
交通事故は誰でも当事者になる可能性があります。年末年始は心にゆとりを持って行動したいものです。(管理人)
交通事情に関する話題をもうひとつ。
歩行者用の信号が青に変わるとメロディが流れる信号機があります。
福岡市中央区天神地区の天神交差点の音楽は「とおりゃんせ」。
ここは昭和54年に設置された日本最古のメロディ信号機だとか。
実はこのメロディ式信号機が、全国で姿を消しつつあります。
メロディ式以外に「ピヨピヨ」や「カッコー」が鳴る方式を擬音式と言いますが、都道府県によって採用がまちまちで、視覚障がい者の混乱を招く恐れがあることから、警察庁は聞き取りやすい「擬音式」に統一するよう2003年に通達を出しているそうです。
「とおりゃんせ」には「天神さまの細道じゃ」というくだりもあり、天神にふさわしい「音の風景」ではありますが、全ての人にとって安全で暮らしやすい街になるのであれば、擬音式へ切り替えになっても致仕方ないと思います。(管理人)
12月4日(日)、16の個人・団体が参加する第25回市民音楽祭が開かれました。
今年の初登場団体は「伊万里吹奏楽団」。今年5月に誕生したばかりのブラスバンドです。
油断をしていましたが、伊万里吹奏楽団のレベルの高さは衝撃でした。指揮者の動きも躍動的で不思議な魔力に引き込まれます。今後飛躍していく団体だと感じました。
伊万里合唱団の第29回定期演奏会にゲスト出演をしていただいたフルート奏者の井関るみさんは2年ぶりの登場です。ご自身が作曲された「海の詩」はとても素敵な曲でした。
そして我々伊万里合唱団は「暗譜する!」「できない!」で葛藤がありましたが、楽譜を見て歌った人もそうでない人も本番は心を一つに音楽を作り上げることができたと思います。
一緒に歌った少年少女合唱団の子どもたちもがんばりました。
その他にも箏やオカリナ、ハーモニカなど魅力満載の音楽祭となりました。ケーブルテレビで放送される際は是非ご覧ください。(管理人)
市民音楽祭の終演後、今年も恒例の忘年会を開きました。
今回の会場は市営中央駐車場の裏手にある「やき鳥薩摩」。
個人的には久しぶりに行きましたが、鳥や豚、牛を始め、あらゆる料理が私好みです。
団員はというと、本番を終えた安ど感もあってか、大いに弾け、店主も驚くほどたくさんのお酒が出ました。
普段の練習日は時間が限られているため、世間話も少な目ですが、団員同士の親睦が深まる賑やかな夜になりました。(管理人)
リンク集にも載せている、私の友人でバイオリン奏者の林智之君が他界しました。45才という若さです。今年2月に受けた人間ドックで異常が見つかり、懸命の治療を続けたものの12月4日に帰らぬ人となりました。
告別式は12月7日。休みをもらい、埼玉まで駆けつけ、最後のお別れをしてきました。
指揮者のパーヴォ・ヤルヴィ氏やシャルル・デュトワ氏からは供花のほか、サイン入りのメッセージまで届けられるなど、驚くことばかりです。
彼は私にとって「希望の星」であり「誇り」でもありました。
安らかなるご冥福を祈る一方で、またふらっと伊万里まで会いに来てくれる、そんな気がしてなりません。(管理人)
ジャガイモ・玉ねぎ・人参・お肉、の材料でまず思い付く料理は「カレーライス」。老若男女に好まれるメニューのひとつです。
佐賀県人はカレー好きが多いようで、2008年にはカレールーの消費量が全国第1位になりました。(2014年は28位)
さて、海上自衛隊では毎週金曜日にカレーを食べる、という話はよく知られています。海上勤務中は風景の変化がなく曜日の感覚が鈍くなるので、必ず金曜日にカレーを食べて感覚を取り戻すのだそうです。この海上自衛隊のカレーのルーツは、明治41(1908)年に発行された『海軍割烹術参考書』に見ることができます。海軍の料理の本で、肉と野菜をバランス良く摂れる食事としてカレーライスは採用されました。
海上自衛隊ホームページには、実に40種類ほどのカレーのレシピが掲載されています。今夜のメニューに困った時には、参考になるかもしれません。(指揮者N)
エントランスホールには、生前の様子が偲ばれる思い出の品々や写真などが掲示されていました。
神奈川から来た私の後輩とそれらを見ながら話をしていると、隣にいた女性から声が掛かりました。
「佐賀からお見えですか?」
佐賀市出身のその方は東京芸術大学の卒業生で、林君より1年先輩のピアニスト、北島千夏子さんでした。
昨年9月に佐賀市文化会館で開催された「アルモニア管弦楽団 特別演奏会 佐賀出身のピアニストによるベートーベンピアノ協奏曲全5曲コンサート」で伊万里合唱団団員の娘さんが第4番を演奏されたことをブログで紹介しましたが、北島さんはそのとき第3番を演奏されたそうです。北島さんとは迎えのタクシーが到着するまでの間、旧知の間柄だったかのように親しくお話をすることができました。
こんな不思議な出会いがあったのも、林君の導きだと感謝しています。(管理人)
12月14日と聞いて「討ち入り」という言葉がピンと来るのは、時代劇ファンもしくは日本史に詳しい方だと思います。
歌舞伎や時代劇で有名な「忠臣蔵」の最大の見せ場、四十七人の赤穂浪士が主君の仇である吉良上野之介の屋敷に討ち入ったのが12月14日の深夜です。ただし、これは旧暦のことなので、今の暦では1月30日にあたるそうです。時代劇で、討ち入りを終えた義士たちが泉岳寺の主君の墓へ向かうシーンでは必ず雪が降っていますが、1月末の出来事と思えば納得できますね。
赤穂浪士に縁のある地ではこの日「義士祭」が行われ、供養や茶会で四十七士を偲びます。実は伊万里には、赤穂浪士の筆頭・大石内蔵助の遺児を葬ったと伝えられる墓があり、遺品やエピソードが残されています。江戸からも赤穂からも遠く離れた伊万里は、隠れた「忠臣蔵ゆかりの地」のひとつなのです。(指揮者N)
庭先のレモンが色付いてきました。
我が家は昔からミカンも栽培しています。
テレビ番組で、ミカン食べるとき白い筋を取るかどうか100人にインタビューをしていました。結果は63対37で「取らない派」の勝利。
考えてみたら私も白い筋を取りません。
あの白い筋の正体は理科で習った維管束というもので、栄養分を果実に届けるという大事な役割があります。
私は物心がついたころから冬場はミカンに囲まれる環境にいました。おやつももちろんミカン。普通の人が一生かかって食べる量を子ども時代に食べたと思っています。
その反動なのか、成人してからはあまりというかほとんど食べなくなってしましました。
でもアルコールはいつも柑橘系。やっぱりミカンが好きなのかもしれません。
さて、あなたは白い筋を取る派?取らない派?(管理人)
81歳になる管理人の父親の唯一の趣味はカラオケ。
還暦を過ぎてから目覚め、毎週月曜日の夜は仲間と遅くまでカラオケ教室で練習に励んでいます。
11月下旬に開かれた発表会に私は行けませんでしたが、管理人ジュニアが撮影した映像の中にかなり面白い出し物があったので、YouTubeに投稿してみました。笑ってやってください。(管理人)
※画像をクリックすると始まります(黄色い帽子が父親)
12月17日(土)、県立美術館ホールで開かれた、佐賀大学混声合唱団コーロ・カンフォーラ発表会を聴きに行ってきました。
今年で51回目となる発表会は全4ステージで、アカペラ・黒人霊歌・童謡・合唱組曲と充実したプログラム構成でした。
第3ステージの童謡メドレーでは、全員が学生服やセーラー服など制服に身を包みノスタルジックな雰囲気を演出。
第4ステージの合唱組曲「みやこわすれ」は、4曲中の2曲を伊万里合唱団も来年の定演で歌う予定なので、どのような演奏をされるのか楽しみでしたが、20代の若い歌声でありながら曲の持つ切なさや妖しさも表現していて、指揮者としては勉強になりました。
私が学生の頃、やはり定期演奏会は12月のこの時期でした。大学生の歌声を聴きながら、20数年前の自分の学生時代が頭の中によみがえりました。来年も機会があれば聴きに行きたいと思います。(指揮者N)
伊万里市は29年前から中国・大連市と交流を続けています。
その縁で、大連市からは毎年公務研修生が来伊され、市役所で日本の行政を研究しながら、国際交流や中国語講座の講師として活動をしていただいています。
第18代目の公務研修生は「李瑩(リ・エイ)」さんという女性で、今年の10月に着任されました。
12月17日、李さんを歓迎するために伊万里市日中友好協会の主催で「歓迎餃子会」が市民センターで開かれました。
午前9時に集合して午前中は調理室で3種類の餃子を作り、昼から歓迎会というスケジュールです。
私も師匠に教えてもらいながら皮の生地作りや、具材を包んだり、修行をさせてもらいました。
歓迎会には市長や竹内県議も合流され、舌鼓を打ちながら楽しくにぎやかに交流ができました。(管理人)
星の子音楽教室所属の声楽家で構成される「シャンティー☆」の2年ぶりとなるクリスマスコンサートが12月18日にロイヤルチェスター伊万里のセントラーレチャーチで開かれました。
全員が折り紙付きの実力者。オペラやミュージカルなどの独唱もさることながら、二重唱、三重唱、全員でのコーラスなどでは完璧なハーモニーを聴かせてもらいました。
教会の荘厳な雰囲気、心地良い音響と相まって一足早いクリスマスプレゼントをもらったような心境です。(管理人)
寒くなると、どこからともなく「い~しや~き、いも~、焼き芋~」という声が…。石焼き芋を売るトラックから聞こえるアナウンスですが、なぜか我が家の近くに焼き芋屋さんが来るのは、決まって日も暮れた夕食の時間。このタイミングでは焼き芋を買いに行くことができません。もうちょっと違う時間帯に来てくれないかといつも思います。
落ち葉をかき集めた「たき火」の中にサツマイモを入れて焼き芋をしていたのは昔の話。今は世の中の事情も様々に変わり、たき火も簡単にはできません。童謡『たきび』(作詞:巽聖歌、作曲:渡辺茂)のような、寒い日にたき火を囲んで暖まる光景は私たちには懐かしく、現代の子どもたちには珍しいものになりつつあります。
さて、変わらないのは焼き芋の優しい甘さ。今日は焼き芋屋さんは来ないかなあ…。(指揮者N)
伊万里合唱団の年内の練習は12月20日が最終日。
差し入れのピザとチーズケーキはそれぞれテナーの山田さん、アルのトの田水さんが焼かれたもので、大好評でした。
連絡時間には、指揮者・ピアニストへの感謝のセレモニーに続き、団長から団員へお礼の言葉が述べられると、年の瀬を実感するとともに、今年1年の様々な出来事や思い出がよみがえってきました。
何事も体が資本と言いますが、全団員が大きなケガや病気も無く、健やかに過ごすことができたことを嬉しく思います。
今年1年お疲れさまでした。来年もがんばりましょう。(管理人)
12月21日は二十四節気の一つ、冬至。1年で最も昼間が短くなる日です。この日を境に運気が上昇し、悪いことが続いていても、良い方向に向かっていきます。
そして、冬至と言えば「ゆず湯」ですね。ゆずには疲労回復、血行促進、美肌などの効果があり、この日にゆず湯に入ると1年間風邪を引かないと言われています。
我が家では本物のゆずは準備していませんでしたが、風呂場の片隅に忘れ去られていた「ゆず」の入浴剤を発見しました。本家にはないコラーゲンまで入っていると書かれています。
久しぶりに使ってみた感想は、神経をリラックスさせる作用があるのか、まったりとした気分になりました。風呂から上がったあとも心なしか体がポカポカしています。
「なんちゃって・ゆず湯」でも、邪気を払い、この冬を健やかに過ごすことができればラッキーです。(管理人)
歌い納めの日、指揮者Nさんが、「日頃の感謝の気持ちを込めて」ということで福引きを用意してくれていました。
景品の種類は1等賞から7等賞まで。私はというと…7等賞でした。
包みを開けてみると、《これは「ヒヨコ」で賞》と書かれています。
中身はヒヨコチップ入りの「のりたま」と「チキンラーメンmini」。こんなに小さいチキンラーメンがあったのかというくらい小さく、コーヒーカップなどに入れて作ることを推奨されています。小腹が空いたときに重宝しそうです。
しかし、何故《「ヒヨコ」で賞》なのか、答えは来年の干支「酉年」にちなんだ発想なんだろうという自分なりの結論に達しました。上位の賞は豪華な品物が入っていたかもしれませんが、自分はこれで十分です。ありがとうございました。(管理人)
年末から年始にかけては、職場や仲間、親戚の集まりなど何かとお酒を飲む機会が増えます。ほろ酔い気分で「あー、楽しかった」という人、翌朝「昨日の記憶がない…」と慌てた経験をお持ちの人、お酒の飲み方も人それぞれです。
先日テレビを見ていたら、飲酒後の「血中アルコール濃度」を自分で確認できる計算式を紹介していました。
自分が飲んだお酒の量(ミリリットル)を「A」、飲んだお酒のアルコール濃度(%)を「B」、自分の体重(キログラム)を「C」とすると、『(A×B)÷(833×C)』の計算式でわかるとのこと。出てきた数字で、ほろ酔い(0.05程度)、泥酔(0.3以上)などのレベルが判別できるそうです。でも、ちょっと面倒ですね。
調べてみると、酒造メーカーなどのホームページに、簡単に血中アルコール濃度を計算できるページが設けられていました。健康のために、または飲み会で話のネタが切れたときに、一度お試しになってみてはいかがでしょう?(指揮者N)
幼かった頃、絵本で見るサンタクロースは煙突から家の中に入り、眠っている子どもたちの枕元にそっとプレゼントを置いていました。
ですが、私の家には煙突がありません。「サンタさんはどこから来るの?」「おうちには煙突がないから、来てくれないかも!」心配になった私が母に訊ねると、母は「お風呂の窓から入って来るから大丈夫!」と言いました。以来数年間、クリスマスイブの夜、私は寝る前にお風呂の窓の鍵が開いていることを確かめていました。
今となっては笑い話ですが、サンタクロースの起源は、聖ニコラオスが貧しい家の窓から金貨を投げ込んだことだそうですから、母の答えは「当たらずとも遠からず」というところだったようです。
今夜はサンタさんが来てくれるといいなあ…。(指揮者N)
今年のスポーツ界のビッグニュースに広島カープの25年ぶりとなるリーグ優勝を挙げる人も多いのではないでしょうか。緒方監督が鳥栖市出身ということもあり、応援していた佐賀県民も多かったと思います。
日本野球機構(NPB)は「NPB未来の侍プロジェクト」と題し、低年齢層の児童を中心に野球への関心や楽しさを体験するきっかけを増やすため「壁当て遊び用の壁(ベース・ウォール)」を47都道府県に1基ずつ寄贈をされています。
そして、佐賀県内では伊万里市立山代東小学校が栄えある選定地となりました。
贈呈式が行われたことを報道で取り、先日現地に行ってみたところ、想像していた以上に大きく、立派なものでした。
伊万里市では市内の学生野球のレベルアップを目指すため市役所内に甲子園プロジェクト係が設置され、2013年には伊万里市在住の部員が多く在籍する有田工業高校が夏の甲子園大会に出場しました。今回贈呈されたベース・ウォールを活用し、地域の子どもたちが基礎をしっかり身につけ、将来甲子園球児やプロ野球選手となって活躍してくれることを期待しています。(管理人)
先日、管理人さんがみかんの話をブログに書かれていましたが、「みかんアート」というものを皆さんはご存知でしょうか?
みかんを食べるときは皮を剥きますが、これを通常のやり方(放射状)ではなく、動物の形などに剥くのが「みかんアート」です。みかんの皮にマジックペンで下絵を描き、それに沿って剥くと、皮が馬や猿の形になる様子をテレビで見せていました。誰が考え出したのか、感心してしまいました。器用な人がいるものです。試してみたい方は、みかんアートの本も出版されていますから参考にしてください。
みかんに限らず、大半の果物は皮を剥いて食べますが、それが面倒くさいということで、最近の若い人は果物をあまり食べなくなっているそうです。冬はみかんの美味しい季節。ビタミンCも豊富です。ちょっと芸術的に皮を剥きながら、家族でみかんを食べるのも楽しいかもしれません。(指揮者N)
バース福塚さんからの熱心な誘いもあり、今日の仕事帰り、前田病院の外来ロビーで開かれた「第34回 ロビー音楽会 ~Yamaちゃんのおしゃべりコンサート~」を鑑賞してきました。
Yamaちゃんとは九州交響楽団のヴィオラ奏者、山下典道さんのこと。九響の仲間を中心に弦楽器6名、ピアノ2名の8名によりモーツアルトやフランク、サン・サーンスなど全9曲が演奏されました。
ウィーンの音楽大学に在学中のYamaちゃんの息子さん(ヴァイオリン)や九響と日フィル両方のソロコンサートマスターをされている扇谷泰朋さん(ヴァイオリン)、アメリカでの活動が長い西尾麻衣子さん(ピアノ)のガーシュウィンなど、8名の出演者全員が確かな技術に裏打ちされた圧巻の演奏で、とても贅沢なひとときでした。
最後に演奏された曲目はプログラムには載せられていない弦楽五重奏版の真田丸メインテーマ。そして、鳴りやまない拍手‥。
客席は100名ほどだったでしょうか。ほとんどが毎回楽しみにされているご常連さんのような印象を受けました。
長年にわたり、一流の音楽を聴く機会を無償で提供するという、前田病院の地域に根差した文化貢献活動は称賛に値します。
誘ってくれたバース福塚さんに感謝しつつ、次回開催されるときは、私も常連の仲間入りをさせてもらいたいと思っています。(管理人)
いまや年末の風物詩の一つになった「今年の漢字」。世相を表す一文字に、今年は『金』が選ばれたことは記憶に新しいかと思います。良くも悪くも『金』が世間を賑わせた一年でした。
さて、わが伊万里合唱団では、今年の漢字は何になるだろうかと考えてみましたが……。今年の初めは練習日が『雪』に見舞われ、積雪のために練習を中止すること2回。6月には第30回の定期演奏会をなんとか無事に終えて『安』堵しました。病院や介護施設への出張演奏、他の団体の演奏会へのゲスト出演などさまざまな場所を『訪』れて歌う機会にも恵まれました。春の花見に秋のバス旅行、打ち上げに忘年会とみんなの『楽』しい思い出もまた増えました。
そして、今年の定期演奏会のテーマであった『絆』。みんなの気持ちが一つになった歌声が聴こえてくるとき、この一文字が頭に浮かびます。
来年はどんな年になるでしょう。何より皆さんが『健』康で『幸』せでありますように。(指揮者N)
10月9日のブログで「青い薔薇」のことを書きましたが、今日は「赤い薔薇」の話です。
私の職場に今度の1月1日にちょうど還暦を迎える女性がいます。
仕事納めだった昨日、その方の勤務終了時間に合わせて同僚から60本の深紅の薔薇がプレゼントされました。
突然のサプライズに驚き、恐縮されていましたが、喜んでいただけたようです。
これからも健やかで充実した人生を歩まれることを願います。(管理人)
あっという間にクリスマスも過ぎ、年の瀬も押し迫ってまいりました。年賀状に大掃除、「あれもこれもやらなきゃ」と考えていると、時間や気持ちの余裕がなくなります。「師走」の字のごとく、なにかと気忙しく、移動も思わず小走りになってしまう今日この頃です。
大人にとっては慌ただしいばかりのこの時期も、子どもにはお正月が来るのを指折り数えて待つ季節。童謡『お正月』(作詞:東くめ/作曲:瀧廉太郎)でも、「もういくつ寝ると…」と歌っています。もっとも、待ち遠しいのは凧揚げやコマ回しのような遊びではなく、訪ねてくる親戚からいただく「お年玉」だとは思いますが…(笑)
あと2日で新年。今年は熊本の地震から糸魚川の大火災まで、何かと災害の多い一年でした。来年は穏やかな年になることを心から願う年の瀬です。(指揮者N)
昨夜は佐賀大学管弦楽団に在籍していた昔の仲間が大学近くの焼き鳥屋に集合し、忘年会を開きました。
卒業以来20数年、ほぼ毎年欠かさず続けていて、福岡や大分からも参加してくれます。
2次会は、夜だけ営業している甘味処「夜のあんこ屋 よなよな」に行ってみました。酔っていて何を食べたのかよく覚えていませんが、上品な甘さだったような気がします。
店の片隅にはチェロがあり、佐賀交響楽団第40回定期演奏会(2月26日開催)に出演するヴァイオリン奏者のY君がバッハの無伴奏チェロ組曲第1番のさわりを良い感じで弾いてくれました。結構さまになっていますね。
また来年もみんな元気で再会できることを願っています(管理人)